いも と ようこ 絵本。 いもとようこ おすすめランキング (311作品)

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いも と ようこ 絵本

この絵本をめくりながら 武市八十雄 正直、この画をいもと先生が持ってこられて、お手並みを拝見した折は、呆気にとられたのと、なんだかとっても幸せな喜びが、ぐんぐんのびる たけのこといっしょに、こみ上げてきました。 見ている私たちも、もぐらさんたちの気持ちに、思わず引きこまれていきます。 そうですね、だいじな だいじな帽子が、あれ不思議! これ不思議! どこへ行ったやら。 まさか、まさか…私たちも、こんな絵本をつくったのは初めて。 もぐらさんたちにとっても初めてなんでしょうけど…。 終わりの場面、もぐらさんたちが、「みなさんぼくたちの ぼうし みつけたら おしえてね! 」と一家勢ぞろいでいる顔。 帽子はまだ見つかっていないけど、とっても素敵なことが起こっているんじゃないかなぁという希望で、目がきらきらしていると感じた途端、これが、この絵本のかくされた魅力と感じました。 思いきり たけのこがのびる感動。 そのてっぺんにいる帽子は、天にとどく明るい希望。 もぐらさん一家のバックに、それとなく光につつまれた たけのこ。 これこそが、成長する果てにある喜びの味わいをほのめかしている…なんて 私は勝手に想像したんですが、いもと先生に叱られるかな。 たけのこに限らず、子どもたちの背丈がぐんぐんのびるって、本当に素晴らしいことですね。 いもと先生が昔、バケツをのせた竹がぐん ぐんのびる写真を見たのが 抑えきれない衝動となって、一気呵成にこの絵本をつくられた気持ちはよくわかります。 「生命って素晴らしい」 この絵本を見終えて思わずつぶやくのは、私だけでしょうか。 著者について 1944年兵庫県生まれ ちぎった和紙の貼り絵に着色するコラージュを中心とした独自の技法を生かした絵によって、やわらかで温かな表情の人物や動物、植物などを描く。 絵本作家として活躍するほか、日本の昔話や世界の名作などの絵本の挿絵、NHK教育テレビ「いないいないばあっ! 」童謡の作画なども手がけ、出版された絵本は300冊以上。 日本はもとより各国で翻訳出版され、世界でたくさんの子どもたちに愛されている。 金沢美術工芸大学油絵科卒。 大学時代に見た「こどものとも」 福音館書店 に感動して、創作絵本の存在を知る。 教員生活を経て、子どもたちにもっとのびのびと絵を教えたいと願い自宅で「風の子絵画教室」を始め、1976年に最初の絵本「ひとりぽっちのねこ」 金の星社 を出版。 1985年度「ねこの絵本」 講談社 、1986年度「そばのはなさいたひ」 佼成出版社 でボローニャ国際児童図書展エルバ賞を2年連続受賞。 ひきつづき翌年には「うたの絵本I」 講談社 で同じくグラフィック賞を受賞。 お気に入りの帽子を被り、意気揚々とピクニックに出掛けたモグラ3兄弟でしたが、道中の筍群生地で弁当休憩後に少しウトウトとしてしまうと、目を覚ました頃には3兄弟の帽子が無くなっていたと言う、大人なら中盤でオチが判ってしまう様な内容です。 概ね『竹の子の親勝り』ならぬ『筍のモグラの子勝り』と言う感じに、国語と理科の教育要素を半分ぐらいずつ備えた幼児向け絵本で、その体裁にも一工夫があります。 本書外観は極一般的と言える、ハードカバーを備えた20頁足らずの薄手絵本なのですが、巻末のオチ頁だけは特殊装丁となっており、通常のお子様への読み聞かせ時には、結局帽子の行方は判らず終いとなってしまいます。 ところが、筍の特性を理解していると、その特殊装丁が大きく展開して、帽子の在りかが判る仕組みとなっており、上述学習要素を踏まえて、お子様と一緒に楽しめる趣向です。 また表紙の「にょきにょき」から「たったかたったか」とか「スヤスヤ&グーグー」と、擬音をリズミカルに繰り返す言葉遊びもある為、読み聞かせ時にお子様の気を引き易いとも感じます。 作風は、ベテラン絵本作家の十八番である、彩色された千切り和紙が有効活用されており、モグラの柔らかそうな毛並み&重なり合った筍の皮が、幻想的且つ的確に表現されています。 同著者はをモチーフに、作画に徹する事も多いですが、本書は嘗て自らが経験した『天高く浮かぶバケツ』の想い出をモチーフに、文章構成も担っておられます。 総じて、上述特殊装丁のせいで、なかなか再販が難しい本書ですが、初版発刊の5年後には2版も刷られており、そのジワリと来る人気振りが伺えます。

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(著者詳細情報)いもと ようこ(Youko Imoto)

いも と ようこ 絵本

1944年10月20日、兵庫県生まれ。 1967年金沢美術工芸大学油絵科卒。 教員生活を経て絵本の世界に入る。 その後「風の子絵画教室」を開塾。 東京で貼り絵の個展を開く。 ちぎった和紙の貼り絵に着色する技法によって、やわらかで暖かな表情の人物や動物、植物などを描く。 創作童話の作家として活躍するほか、日本の昔話や世界の名作などの絵本の挿絵なども手がける。 出版された絵本は300冊以上。 1985年度「ねこの絵本」(講談社)、1986年度「そばのはなさいたひ」(佼成出版社)でボローニャ国際児童図書展エルバ賞を2年連続受賞。 ひきつづき翌年には「うたの絵本I」 講談社 で同じくグラフィック賞を受賞。 1991年第17回サンリオ美術賞受賞。 1992年第2回けんぶち絵本の里大賞受賞。

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いもとようこさんのインタビューも!「絵本原画展 いもとようこの世界」に行ってきた!

いも と ようこ 絵本

1944年10月20日、兵庫県生まれ。 1967年金沢美術工芸大学油絵科卒。 教員生活を経て絵本の世界に入る。 その後「風の子絵画教室」を開塾。 東京で貼り絵の個展を開く。 ちぎった和紙の貼り絵に着色する技法によって、やわらかで暖かな表情の人物や動物、植物などを描く。 創作童話の作家として活躍するほか、日本の昔話や世界の名作などの絵本の挿絵なども手がける。 出版された絵本は300冊以上。 1985年度「ねこの絵本」(講談社)、1986年度「そばのはなさいたひ」(佼成出版社)でボローニャ国際児童図書展エルバ賞を2年連続受賞。 ひきつづき翌年には「うたの絵本I」 講談社 で同じくグラフィック賞を受賞。 1991年第17回サンリオ美術賞受賞。 1992年第2回けんぶち絵本の里大賞受賞。

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