ネビル ロング ボトム と 黒 魔女。 裏・電脳画廊 裏・掲示板

ハリー・ポッター登場人物一覧!キャストその後・現在とは…!

ネビル ロング ボトム と 黒 魔女

前作や本作、新作でもそうなんですが、前に凄い偶然でほぼ全てのオリ主の名前の止め字が『ル』だと気付いてビックリしました。 意図してそうした訳じゃないのに何故か『ル』で終わっていたので気付いた時は何か縛り(法則)みたいに感じましたね。 あ、本作から組分けの仕方は原作のバージョンです。 あと今回は久々に本文が2万文字突破しました。 余談ですが私が執筆した話で過去最多は【蒼黒】シリーズの4章番外編で、約2万8000文字数(四捨五入すれば3万文字)でした。 シンボルカラーは「青とブロンズ」のままですが、ネクタイ(とマフラー)の色は映画やグッズに合わせて「青と銀」にすることにします。 そっちの方がしっくりきますし、実際に談話室の壁紙は青と銀なので、原作と映画、両方の要素を含めることにしました。 #2.ホグワーツ魔法魔術学校 9月1日、入学当日。 大勢のマグルで混雑しているキングス・クロス駅の構内にテネルは居た。 白シャツに黒のスラックスと言うシンプルな格好だけれど、洗練された着こなしで、まるでファッション雑誌から抜け出してきたキッズモデルのようだった。 学校指定のローブや教科書等の荷物を詰め込んだトランクとラフィネを入れた籠を積んだカートを押しながら、チケットを片手にキョロキョロ見回す。 「9と3/4番線は………あっちか」 仕事で見送りに来れなかったトムに教えられた場所を目指して進み続けると、目的の改札口が見えてきた。 9番線と10番線の間にある頑丈な柵。 それがチケットに記載されている目的地、9と3/4番線だ。 テネルは一度、周囲を見渡しマグルの視界から完全に外れているのを確認してから、スッと鉄のアーチを潜り抜ける。 次の瞬間、先程まで居たプラットホームの景色とは別のそれが広がり、紅色の蒸気機関車が白い煙を出しながら停車していた。 ホームの上には「ホグワーツ行特急11時発」と書かれてあり、無事に来れたのだと、初めてのテネルはホッと安堵の息を吐く。 予定より早く来たのだが、既に魔法使いのプラットホームは生徒達と見送りに来た家族で埋め尽くされていた。 自分と同い年くらいの子も居れば、上級生らしき人も居る。 ごった返しのプラットホームには生徒が持ち込んだペットであろう色とりどりの猫が足元を縫うように歩き、フクロウがホーホーと不機嫌そうに鳴いていた。 至る場所で両親と思わしき男女と言葉を交わす子供を見て、普通の家庭はあんな感じなのかと、自分には永遠に叶うことのない光景に少しだけジェラシーを感じた。 (これがカイルだったら、あの男はあんな風に見送ったんだろうな………) 例え家出せずクリューガー家に留まっていたとしても、嘗て父親だったアイツが自分を見送りに来るなんて1回もないだろうけど、と肩を竦めつつ、首を振って思考を切り替えると、トランクと籠を手に乗り込んだ。 なるべく静かな場所で過ごしたいので最後尾のコンパートメントを探したのだが、既に何処も満員だったので、最後尾近くの後方車両で運良くガラ空きの席を見付けたテネルはすかさずそこに入り込む。 ラフィネが入った籠を一旦椅子に置き、真新しいローブと暇潰しの本を取り出してトランクを荷物棚に押し上げてから、彼女を自由にさせた。 籠を開いた瞬間、ラフィネは元気よく飛び出してきて、座ったテネルの膝の上でゴロゴロと寝転がる。 今となっては見慣れたものだが、やっぱりその姿は何とも可愛らしい。 穏やかに微笑んで頭を撫でると、発車時刻になるまで教科書を読んで時間を潰すことにした。 魔法界の社会情勢は毎日様々な噂や話題があちこちで飛び交う漏れ鍋で1ヶ月以上過ごしていたら否応無しに身に付いたし、前以てホグワーツに関する本やそれ以外の情報誌も読んでおいた。 その為予習復習兼ねて一通り覚えた教科書の内容を速読していると、コンコン、とノックする音と同時にコンパートメントのドアが開かれた。 「此処空いてる? 他に空いてる所がもうないの………って、あら?」 顔を上げ、視線を扉に向けたテネルと、栗色でボサボサの髪質をした出っ歯の少女は、驚愕の表情で互いに顔を凝視した。 少女もローブを除いて既に制服の白いワイシャツと黒いスカートに身を包んでいる。 「えっ、もしかして………テネル? 貴方もホグワーツからの手紙が届いたの?」 「ああ、うん、そうだよ。 俺、此処で君と会うなんて、思ってもみなかった」 「私もよ。 同じマグル生まれで、しかも同い年の知り合いが居るなんて。 実はこの2人、ホグワーツからの手紙が届く前に通っていたマグルの小学校のクラスメイト同士なのだ。 どちらも図書室に通う回数が多かったこともあり、人見知りのテネルにとってはまともに会話が出来る数少ない知り合いである。 「それにしても久し振りだな、ハーマイオニー」 「ええ、久し振りね。 元気にしてた?」 「………まあ、それなりには」 まさか夏休み中に家出した挙げ句、一度は本気で投身自殺しようとして未遂で終わったなんて、バカ正直に答えられるはずもないので、テネルはぎこちなく笑いながら言葉を濁す。 ハーマイオニーは不自然な笑みに一瞬怪訝そうに首を傾げたが、追及はせず、テネルの膝の上で寛ぐニーズルを見て「可愛いわね」と優しく頭を撫でた。 「メスのニーズルで、俺のペット。 名前はラフィネって言うんだ」 「可愛い名前ね。 ラフィネ、ご主人様にべったりの甘えん坊さんなのね」 「抱っこしてみるか?」 「え、いいの?」 「ああ」と頷いたテネルは一旦教科書をパタンと閉じてラフィネを抱っこすると、ハーマイオニーの方へ渡した。 受け取ったハーマイオニーはラフィネの頭を撫でる。 ラフィネは嬉しそうな鳴き声を上げ、スリスリと頬をハーマイオニーのそれに擦り付けた。 「この子、可愛いわね」 「良かったな、ラフィネ」 テネルは笑ってちょんとラフィネの頬を突っつく。 ハーマイオニーは褐色の眼を丸くした。 テネルがこんな風にニッコリ笑った場面など、今まで見たことがなかったからだ。 小学校が一緒だったハーマイオニーは昔のテネルを知っている。 ハーマイオニーの知るテネルと言う人物は「冷静沈着だけどシャイで感情表情が乏しい少年」、だ。 無表情………と言うよりかは、無感動、の言葉がピッタリだった彼が笑顔を浮かべたのを見た記憶は皆無に等しい。 どこか感情が欠落していたテネルの瞳はいつも何だか辛そうな、淋しそうな………。 もっと言えば、時折消え入りそうに儚く見えたことさえあった。 持って生まれた性分か、元来お節介な性格のハーマイオニーはそんなテネルに対し、母性本能を擽られたと言うか何と言うか………とにかく、とことん話し掛けたりして物理的な距離よりも心の距離を縮めた結果、今みたいに仲良くなったのである。 (………まあでも、前よりは明るくなったのかしら?) 現在、目の前に存在する少年の紫瞳と記憶の中のそれは別人のように全然違うので、此処で再会を果たす前に何かが原因で変化が生じたのだろうと、そう結論を出したハーマイオニーは敢えて何も訊かず座席に座り直す。 詮索するのは野暮なことだからだ。 流石に何でもかんでも尋ねる程、ハーマイオニーもKYではない。 「テネルも教科書の中身は全部暗記したの?」 隣に置かれている教科書を見ながらハーマイオニーが問うと、問われた本人は首を縦に振った。 「ああ、粗方内容は覚えたよ。 ハーマイオニーも予習とかはしたのか?」 「勿論したわ。 心配なのはそれで足りるかどうかだけど………」 大丈夫、絶対足りてるから、とテネルは苦笑する。 テネルもハーマイオニーのことは小学校からの付き合いでよく知っているので、マグルの学校でもガリ勉優等生だったハーマイオニーはホグワーツでもその秀才ぶりを余すこと無く発揮だろう。 皆は勉強が好きで規則に五月蝿いハーマイオニーを疎んじていたが、常に努力を欠かさず何事にも一生懸命頑張る姿にテネルは高い好感を持っていた。 (今思えば、ハーマイオニーには感謝しかないよな………) 当初はこちらが望んでいないにも関わらず何かと世話を焼いてくるハーマイオニーに鬱陶しさを感じていたのだが、時間の経過に伴い、そういう気持ちは次第に消え去っていった。 魔法界に足を踏み入れ、恩人のマクゴナガルと保護者のトムと出会ってから少しずつ生き生きとした表情を浮かべるようになったテネルは「ありがとう」とハーマイオニーに礼を言う。 当然、何のことだかさっぱりなハーマイオニーは「え? 何が?」と不思議そうに首を傾げ、テネルが「いや………何か、そう言いたくて」と適当に誤魔化した時、大きな揺れと共にホグワーツ行きの汽車が発車した。 2人は窓の外を見やる。 あれがウィーズリー家だろうか。 一際目立つ燃えるような赤毛の小さな女の子が涙眼で追い付けない速度になるまで走りながら手を振っていた。 母親と思わしき小柄でふっくらした魔女も少女と同じく赤毛で、微笑みながら他の人達同様手を振って我が子の出発を見送っている。 ハーマイオニーも両親を見付けたそうで、窓を開けて笑顔で手を振り返した。 無意識の内に再びブルーな気分に逆戻りしたテネルはいい加減気持ちを切り替えて区切りをつけようと、小さくタメ息を吐きつつ賑やかな声から逃れるように「ホグワーツの歴史」と言う蔵書を開き、読み物に没頭する。 カーブを曲がり、両親の姿が見えなくなったハーマイオニーは「私、先輩達に4つの寮について色々聞いて回ってくるわ」と言い残して、コンパートメントを出て行った。 それから約1時間後、戻って来たハーマイオニーは座席に腰を下ろし、「そういえば、テネルはどの寮に入るか決めた?」とテネルに尋ねた。 「いや、俺はまだ決めてない。 ハーマイオニーは?」 「私はグリフィンドールに入りたいわ。 絶対一番いいみたい。 あのアルバス・ダンブルドアもグリフィンドール出身だって聞いたわ。 でもレイブンクローも悪くないわね」 「アルバス・ダンブルドアって、今世紀で最も偉大な魔法使いでヴォル………『名前を言ってはいけないあの人』が唯一恐れたホグワーツの現校長のことだよな」 「そうよ! だから『例のあの人』は第一次魔法戦争でホグワーツだけは一切襲撃出来なかったのよ。 世界一安全な魔法学校に最強の魔法使いが居るのだから、流石の『あの人』も手出しするのは無理と判断したのね。 私も『あの人』の立場だったら絶対しないわ。 だってダンブルドアを敵に回したくないもの。 まともにやり合えば勝ち目はないって分かってるから」 「ハーマイオニーはダンブルドアと『例のあの人』、どっちが一番強かったと思うんだ?」 「そりゃ勿論ダンブルドアよ! ダンブルドアが負ける訳ないじゃない! テネルはどうなの?」 「俺か? そうだなあ………。 確かにダンブルドアはメチャクチャ強いかもしれないけど、そのダンブルドアを以てしても闇の帝王は一度、イギリス魔法界を恐怖のドン底に突き落として暗黒時代を招いたんだろ? 死喰い人 デスイーター とかやらの闇の魔法使いを大勢率いていたことを差し引いてでも。 確か、ゲラート・グリンデルバルドだっけ? 一世紀代前に史上最強にして最悪と謳われたヤツよりも遥かに格上ってことは、俺的には五分五分かな」 「ゲラート・グリンデルバルドは今から約70年くらい前に名を轟かせた闇の魔法使いで、1945年にダンブルドアに敗れたのよね。 2人の戦いは今も魔法界の歴史に残る伝説の決闘として語り継がれてるわ。 敗北したとは言えダンブルドアと互角に渡り合ったそうだからグリンデルバルドも相当強かったのでしょうけど、ダンブルドアの存在故にイギリスでは一切事件を起こさなかったらしいじゃない。 やっぱりダンブルドアの存在感と評判は伊達じゃないわ」 「闇の帝王とグリンデルバルドが手を組んでダンブルドアに挑んだら果たしてどんな結果になったんだろうな」 「どちらも歴史に名を刻むような大物の中の大物よ。 もしも世代が一緒で且つ同盟を結んでいたら………イギリス魔法界のみならず私達が住んでいるマグルの世界、果ては全世界が奈落の底に堕ちたでしょうね、きっと」 と、そこまで議論した2人は自然な流れで会話を切り上げるとテネルは再度読書に専念し、ハーマイオニーはホグワーツに到着するまでの間は知識の再確認としてもう一度教科書に眼を通そうとトランクの中から新品のローブと教科書プラス参考書を取り出して隣の席にドンと積み重ね、手始めに「変身術入門」をパラパラと読み始めた。 これが他の人だったら唖然としただろうが、見慣れているテネルは「相変わらずだな」と久方ぶりに会う知人の変わってない姿に微笑する。 規則的な振動の汽車に揺られながら、暫くは2人共本を読んで時間を潰す。 どちらも無言だが、居心地が悪いとは思わない。 寧ろ、気心が知れた間柄だから却って落ち着く。 ラフィネもスヤスヤとテネルの膝の上で眠りに落ち、静かな時間が2人と1匹だけのコンパートメントを支配する。 昼頃になると、通路の方でガチャガチャと大きな音がして、ほぼ同時に読書に耽ていた2人が顔を上げた時、丸っこい体型の笑窪のおばさんが戸を開けた。 「車内販売よ。 何かいりませんか?」 もうそんな時間か。 入学祝いでトムからプレゼントされた腕時計を見てみると、針は12時半を指していた。 カートには魔法界のお菓子がどっさりと積まれていて、バーティー・ボッツの百味ビーンズ、蛙チョコレート、かぼちゃパイ、大鍋ケーキ、杖型甘草あめ等々、つい最近までマグルの世界で暮らしていたテネルとハーマイオニーにとってはどれも見たことも食べたことのない物ばかりだ。 トムが作ってくれた昼食用のサンドイッチがあるが、せっかくの機会なので何種類かのお菓子とかぼちゃジュースを購入し、ハーマイオニーと分け合って食べる。 「バーティー・ボッツの百味ビーンズって、マグルのゼリービーンズと見た目はそんなに変わらないのね。 確か味の種類がとても豊富で、チョコレートやマーマレードと言った普通の味からレバーや臓物味と言った奇抜な味まで存在するって本にあったわ。 あと、中には食べ物じゃない味も含まれてるそうよ」 「それ奇抜どころの話じゃないよな。 どう考えてもお菓子にしちゃいけないだろ」 「ま、とりあえずは食べてみましょ。 もしかしたら案外いい味に当たるかもしれないわよ?」 「何事も挑戦が大事よ」と眉を顰めるテネルの代わりに比較的まともな味だと思う物を一粒手に取ったハーマイオニーは自分の分も取って彼に手渡す。 渋々だったが、テネルはそれを受け取り、恐る恐る口に運んで試しに齧ってみた。 「………………」 「あら、これはレモンキャンディー味だったわ。 酸味が強いのかしら、ちょっと酸っぱいわね。 まさか一発目であんな味を当ててしまうなんて、思ってもみなかったわ」 座席の端に凭れ掛かり、今にも吐きそうな様子のテネルはジト眼でハーマイオニーを睨む。 ハーマイオニーは申し訳なさそうにテネルの背中を摩っていた。 どちらも今日が初めてでハーマイオニーがわざとあんな味を引き当てた訳ではないのは分かっているし、色だけでどんな味なのか正確に判別するのは困難なのも分かっている。 しかし、最初の一発目が最悪だったせいでテネルは早くもトラウマ認定だ。 今後彼が百味ビーンズを食べることはないだろう、多分。 顔が真っ青なテネルに負い目を感じているハーマイオニーは何か口直しのお菓子でも食べさせようと、五角形の紙箱を開けて文字通り蛙の形をしている蛙チョコレートをテネルの口に突っ込んだ。 咀嚼するとチョコの甘い味が口内に広がって幾分か気分がマシになり、顔色が若干良くなったテネルを見てホッと一息吐く。 そうして、座席に深く座り直して心配そうな眼差しでこちらを見上げていたラフィネの頭を撫でていると、コンパートメントのドアが小さくノックされた。 見ると、丸顔でぽっちゃり体型の背の低い少年が泣きべそかきながら中に入ってきて、 「ごめんね、僕のヒキガエルを見かけなかった?」 と、涙声で2人に訊いてきた。 どうやら、ペットのヒキガエルが行方不明になったらしい。 ちなみに名前はトレバーと言うそうだ。 此処に入ってから今に至るまで一歩も動いていないテネルはヒキガエルを見ていないし、情報収集で一度コンパートメントを離れたハーマイオニーも知らないとのことだ。 2人が首を横に振ると少年は「見付けたら教えて」と悄気返りながら出て行こうとしたが、このままでは可哀想だと思ったのか、立ち上がったハーマイオニーが「私も一緒に探すわ」とローブを羽織りながら少年を引き留めた。 「え? で、でも、そんな………悪いよ」 読書中だった人の手を煩わせるのは悪いと、少年はハーマイオニーの申し出を断ろうとしたが、 「1人で探すよりも複数で探した方が効率良いし、大事なペットなんだから見付かんなかったら大変でしょ?」 即座に一蹴したその言葉に、自分1人だけでは心細かった少年は素直にお言葉に甘えることにして「ありがとう」と礼を述べた。 「テネルも手伝ってくれる? ヒキガエルを探すの」 「ま、ハーマイオニーの言う通り見付からなかったら後で面倒だしな。 俺も手伝うよ。 もしも汽車がホグワーツに着くまでに発見出来なかったら車内点検で運転手が発見してくれるのを期待するしかない。 テネルは「俺達が帰って来るまでの間、荷物を見張っててくれ」とラフィネに無人となるコンパートメントの留守番を任せ、主人の命を受けたラフィネが一つ鳴くと、3人はコンパートメントを後にした。 ハーマイオニーはネビルと一緒に捜索すると言ったので、単身で2人が向かった通路とは反対側の車内を隈無く探すが、中々見当たらない。 ヒキガエルは身体が小さいので、人間が入れない場所に身を潜めている可能性が高い。 だとしたら厄介だ。 (此処の車両もハズレか。 全く、何処行ったんだ? トレバーは) 車両の突き当たりまで来たテネルは一旦立ち止まって前髪を掻き上げ、くしゃりとやる。 (このままじゃ埒が明かないし、1回戻ってみるか。 もしかしたらあっち側で見付かったかもしんないし) どうか見付かってますように、と願いながら羽織っているローブを翻し、踵を返す。 復路も念入りに探索するが、結局は見掛けなかった。 「………ん?」 テネルは足を止め、耳を澄ます。 何やら、前方のコンパートメントがやけに騒がしかった。 喧嘩か? と首を傾げたが、関わるのは面倒なので早足に通り過ぎようとちょうど隣に差し掛かった時、車内の通路に響くんじゃないかと思うくらいの恐ろしい悲鳴が上がって思わず耳を塞いだ。 見れば、3人組男子の内の1人の指に老いたネズミが食らい付いていて、鋭い小さな歯が深く食い込んでいた。 それを見たテネルが「痛そうだな」とこの時ばかりは五月蝿いのを忘れて同情した時、噛まれた少年がグルグル大きな手を振り回してネズミを窓に叩き付けると、喚きながら残りの2人と共にコンパートメントを飛び出した。 「うわっ………!」 ぶつかられた衝撃でテネルは倒れ込むが、パニック状態で人にぶつかったことに気付かなかったのか、3人組は謝るどころかこちらには眼も向けず、一目散に走り去っていった。 ぶつかったんなら謝れよ、とトリオが消え去った空間を睨み付けた時、 「テネル、どうしたの!?」 騒ぎを聞き付けたハーマイオニーが現れ、急いで駆け寄って来た。 「……さっき、人にぶつかられて転んだだけだ」 起き上がったテネルがローブに付いた埃を払いながら答えると、ハーマイオニーは「その人はちゃんと謝ったの?」と更に質問し、「いいや」と回答したら、眼を吊り上げた。 「すぐに探しましょ。 ぶつかったのに謝らないなんて非常識だわ」 「いや、別に探さなくていい。 今更言ったって謝らないだろうし」 「だけど………」 「それより、ヒキガエルは見付かったのか?」 「いいえ、見なかったわ。 そっちは?」 「こっちも見なかった。 多分、俺等の見えない所に隠れてるんだと思う。 これじゃお手上げだな。 車内点検でヒキガエルを探してくれるのを待った方が確実だと思う」 本当は不本意だが、こればかりは仕方ない。 ハーマイオニーも同感なのか「その方がいいかもね」と肩を竦めつつも賛成した時、ふと視線を感じてそちらに眼を向けると、丸メガネを掛けた黒髪の少年と赤毛でのっぽの少年がこちらを心配そうに見つめていた。 前者には見覚えがある。 「………ハリー・ポッターか」 そしてその隣に居るのはウィーズリーか。 まさかこんな所で会うとは思ってもみなかったテネルが前髪の隙間から覗く稲妻型の傷痕を確認して小声で呟いた時、 「一体何やってたの?」 床いっぱいにお菓子が散らばっているのを見回しながらハーマイオニーが2人に訊いた。 テネルは「平気」と一言発する。 「何が理由でこうなったのかは知らないけど、まだ着いてもいない内から問題起こすのは止めてちょうだい。 あと、2人共急いで着替えた方がいいわ。 運転手に聞いてきたんだけど、もう間も無く着くって」 「スキャバーズが喧嘩してたんだ。 僕達じゃないよ」 ロンはしかめっ面で言い返すが、ハーマイオニーはスルーして「テネル、そろそろ戻りましょ。 ラフィネも貴方が帰って来るのを待ってるわ」と言うと、 「ついでだけど、貴方の鼻、泥が付いてるわよ。 気が付いてた?」 ツンと小バカにしたような声音で伝えて、先にハリー達のコンパートメントを後にした。 ロンは見えなくなるまでハーマイオニーの背中を睨め付けている。 言った傍からハーマイオニーも問題起こしてるじゃん………とテネルが額に手を押さえると、 「君、あの娘の知り合いかい?」 ロンがテネルの顔を見ながら詰問するようにキツめの口調で質問を投げ掛けた。 「小学校からの付き合いで幼馴染み」とテネルが素直に返事すると途端に彼は嫌そうな顔をし、先程の心配そうな表情から一変、 「早く出て行ってくれよ。 君もあの娘の仲間なんだろ? これ以上僕達に文句を言うつもりなら黙ってないぞ」 態度が180゜豹変して、ドンッ、とテネルの肩を突き飛ばした。 今のが初対面なのに気に入らない相手の知り合いと言うだけでこの有り様だ。 ああ、コイツは面倒なタイプだなと、自分とは赤の他人であるハズなのに敵視するロンに対し、大体彼の性格が分かったテネルはやれやれと肩を竦めたら、 「ハイハイ、分かったよ。 そんじゃーな」 いつまでも長居してまたあーだこーだ言われたら堪ったもんじゃないと、手をヒラヒラ振りながら早々に立ち去った。 (ホント、めんどくせーヤツ。 だからヤなんだよな、人と関わるのって。 荷物は別に学校に届けますので、車内に置いていってください」と言うアナウンスが車内に響き渡ったので、「………ちょっと急ぐか」と駆け足で戻った。 5分後、汽車が完全に停車すると制服に着替えた生徒達は小さな暗いプラットホームに降り立った。 夜の冷たい空気が顔や手などの露出している肌に突き刺し、軽く身震いする。 下車したテネル達を迎えたのは背丈が2mある大男で、テネルは漏れ鍋でハリー・ポッターと一緒に居た「ルビウス・ハグリッド」とすぐに分かった。 実際にハリーが大男のことをハグリッドと呼んでいるのが聞こえたので間違いない。 2年生以上は別ルートからホグワーツへ向かうそうで、新入生だけがハグリッドの後を必死についていく。 険しくて狭い小道だ。 途中、ハーマイオニーが躓いて転びそうになったが、近くに居たテネルが咄嗟に支えたので難を逃れた。 もう少しで新品の制服が汚れるところだったハーマイオニーは「ありがとう」と恥ずかしそうに笑いながら礼を言う。 「皆、ホグワーツがもう間も無く見えるぞ」 先頭で1年の集団を引っ張っていたハグリッドが振り返りながら言った。 「この角を曲がったらだ」 「うぉーっ!」 狭い道が開いて広大な湖の畔に出た瞬間、あちこちから喚声が上がった。 向こう岸に聳え立つ壮大な城のシルエット。 あれがこれから7年間通う魔法学校の牙城・ホグワーツだろう。 星空をバックに浮かび上がる大小様々な尖塔が建ち並んだそれを見たテネルの頭からは、数分前の嫌な出来事が綺麗さっぱり吹き飛んだ。 (こんな光景が見れただけでも、魔法界に来た価値あるよな………) 改めて投身自殺を引き留めてくれたマクゴナガルに感謝の念を抱いたテネルは沸々と込み上げてきた感情を圧し殺すように笑うと、ハグリッドの指示で4人一組で乗船する 小舟 ボート に乗り込んだ。 今となっては見慣れた厳格な顔付きを見てテネルは穏やかな笑みを浮かべ、マクゴナガルも元気そうなテネルを見て微かに目尻を下げる。 反対に気弱なネビルはマクゴナガルから発せられる息の詰まるような空気を敏感に感じ取り、無事見付かったらしいトレバーを大事そうに抱えながら身を縮めていた。 「マクゴナガル先生。 1 イッチ 年生をお連れしました」 「ご苦労様ハグリッド。 ここからは私が預かりますので、貴方は先に向かっていてください」 案内の仕事を終えたハグリッドが奥の扉の向こう側に姿を消したのを見届けると、マクゴナガルはホールの隅にある小さな空き部屋に新入生を引率した。 此処が多分、待機室なのだろう。 多くの生徒は不安と緊張で落ち着きがない。 「ホグワーツ入学おめでとう。 これから新入生歓迎の宴が行われますが、その前に皆さんには所属する寮を決めるための組分けを行って頂きます」 静かな、それでいて室内全体によく響き渡る声でのマクゴナガルの挨拶が始まり、ざわざわと騒がしかった室内は一瞬でシンと静かになった。 「組分けはとても神聖な儀式です。 これから皆さんが7年間過ごす寮を決め、そこに所属する生徒は皆が家族のようなものです。 教室でも寮生と共に勉強し、寝るのも寮、自由時間も寮の談話室で過ごすこととなります」 そこで一旦言葉を区切り、一息入れて再度説明に入る。 「寮は4つあります。 グリフィンドール、ハッフルパフ、レイブンクロー、スリザリン。 それぞれに輝かしい歴史があり、偉大な魔法使いや魔女が卒業していきました。 ホグワーツにいる間、皆さんの行いが寮の点数になります。 良い行いをすれば所属する寮の点数になり、反対に規則を破れば減点されます。 学年末には最高得点の寮に大変名誉のある寮杯が与えられますから、どの寮に入るにしても皆さん1人1人が寮の誇りになるよう望んでいます」 長い説明を終えたマクゴナガルは一度生徒達を見回した。 身だしなみをチェックしているのか、服装が乱れている者を見ると厳格そうな顔を一層険しくさせ、一瞬、眼光が鋭くなったのを見逃さなかった生徒はギクッとする。 「間も無く、全校列席の前で組分けの儀式が始まります。 待っている間、出来るだけ身なりを整えておきなさい。 準備が出来次第、戻って来ますから静かに待っていてください」 マクゴナガルが部屋を出て行くと、途端にピリピリと張り詰めていた空気がどっと緩み、生徒達はソワソワし始めた。 どんな風に組分けをするのだろうと、周囲の人と意見を交換し合う。 ロンはハリーに試験のような物だろうと言って彼を余計不安にさせ、そのロンの言葉が耳に入ったのか、ハーマイオニーは今までに覚えた呪文を全て早口で繰り返した。 極度の緊張と不安に苛まれる新入生が殆どの中、至って冷静なテネルはハーマイオニーの肩をポンポンと叩き「一旦深呼吸して落ち着いた方がいい」と優しく声を掛ける。 「あ、ありがとう………。 ねえ、テネル。 貴方はどうしてそんなに落ち着いていられるの?」 「こういうのは焦ったところでどうしようもないだろ。 俺も多少は緊張してるけど。 マグルの小学校に入学した頃を思い出してみろ、まだ何も授業受けていない新入生の俺等が入学当日にいきなり試験でも受けたか?」 「………そう、よね。 そうだったわね。 テネルの言う通りだわ。 私としたことが、取り乱してごめんなさい」 深呼吸してある程度落ち着きを取り戻したハーマイオニーが「ありがとう」ともう一度テネルに感謝の言葉を述べた、その時。 「ふーん、君達2人はマグル生まれなのか」 声のした方向に視線を向けてみれば、プラチナブロンドをオールバックにした青白い顔の顎が尖った少年が、軽蔑の色を浮かべた 薄灰色 グレー の瞳でこちらを見ていた。 見るからに高慢そうな 雰囲気 オーラ が漂い、両隣には見た目完全にゴリラのような子分を従っている。 ホグワーツ特急でテネルにぶつかったヤツ等だ。 一瞬にして場は先程とは違う意味でシンと静まり返り、不安そうに皆は2人と金髪少年を交互に見た。 「魔法族と言うのは本来、純血に限るものだと僕は思うんだけどね。 魔法学校 ホグワーツ への入学は昔からの純血貴族だけにするべきなのに、君達のような身の程知らずの下等な連中が魔法使いの名を名乗るなんて反吐が出るよ。 居る場所を間違えているんじゃないかい?」 如何にも意地悪そうな顔付きで文字通り意地の悪い笑みで嫌味を言う少年に対し、マグル生まれと言うだけで馬鹿にされたハーマイオニーは顔を顰める。 が、無言のテネルは内心「………マルフォイのヤツか」と自分の知る限りで得ている情報と目の前の生意気なお坊ちゃんを照らし合わせていた。 (純血主義者のマグル排他的思想ってのは俺の思った以上だったな。 まだ11歳の子供でこれなんじゃ大人の場合もっとヤバイんだろうな。 実際強硬手段に出て捕まった魔法使いもいるそうだし、そんなに嫌いなのか、コイツ等はマグルのこと。 つーか、最早嫌いどころの話じゃねえな。 いつかガチで殺し合いに発展するなんて事態にはならないで欲しいんだけど) 短い時間の間、そんな物騒な思考を黙って巡らしていたら、 「なんだ、その態度は。 マグルのクセに生意気だぞ!」 明らかに不快感を露にするハーマイオニーとは打って異なり柳に風と受け流すテネルの淡々とした態度にムカついたのか、少年が怒りで蒼白顔を真っ赤にさせて近付いてきた。 ………のだが、20人近くのゴーストが突然壁をすり抜けて現れたせいで悲鳴を上げた生徒達に金髪少年は何事かと、意識がそちらに向き、あともう少しで突き飛ばされそうになったテネルは全身の緊張を解いた。 隣ではハーマイオニーもホッと安堵の息を吐いている。 どいつもコイツも煩わしい。 「返事したところでどうせお前は生意気とか言うんだろ」と先程突っ掛かってきたマルフォイの子供(と思われる)に心の中で突っ込みつつ、 「もう許してなされ。 彼にもう一度チャンスを与えましょうぞ」 小柄で太った修道士を始めとする沢山のゴースト達にテネルは密かに感謝した。 ゴースト達は皆真珠のように白く、少し透き通っている。 「修道士さん。 ピーブスには、アイツにとって十分過ぎるくらいのチャンスをやったじゃないか。 我々の面汚しですよ。 「新入生じゃな。 これから組分けされるところか。 ハッフルパフで会えるとよいな。 わしはそこの卒業生じゃからの」 太った修道士が1年生の緊張を解すように優しく言った直後、これまた唐突なタイミングで厳しい声が振り下ろされた。 「さあ、行きますよ。 組分け儀式が間もなく始まります」 いつの間にか戻ってきたマクゴナガルの指示で一列に並んだ新入生達は後を追って再び玄関ホールに戻り、二重扉を抜けて大広間の中へと入る。 次の瞬間、不思議で幻想的な魔法の光景が視界いっぱいに広がった。 何千と言う蝋燭が空中にふわふわ浮かび、寮別に上級生達が着席している4つの長テーブルを明るく照らしている。 一番奥の上座にはもう一つ長テーブルがあり、現ホグワーツ校長のアルバス・ダンブルドアを始めとした引率者のマクゴナガルを除く教師陣が着座していた。 テネル達は大広間の中央道を通り、上座前まで進んでいくと、マクゴナガルは先生方に背を向ける格好で1年生を一列に並ばせた。 テネルは何とはなしに上を見上げてみる。 本来ならば天井があるそこには、プラネタリウムのように曇り一つない満天の星空がリアルに映し出されていた。 「本当の空に見えるように魔法が掛けられているのよ。 『ホグワーツの歴史』に書いてあったわ」 「ああ、そういえばそんなことも本に載ってたっけな。 ホントに凄いよな、魔法ってのは」 同じく隣で天井を仰いでいたハーマイオニーがちょっと得意気に言い、小声で呟いたテネルが軽く頷いた直後、マクゴナガルが黙って4本足のスツールの上にボロボロで継ぎ接ぎだらけのとんがり帽子を置いたので、2人は口を閉じる。 (アレが『組分け帽子』かしら?) (多分そうだろうな) (思ったより結構古ぼけてるのね。 まあでも、何百年も前からずっと使ってるって考えれば、当たり前と言えば当たり前だけど) 水を打ったように大広間全体が静寂に包まれる中、顔は動かさず眼と眼で会話していたら、帽子がピクピク動き始め、ツバの縁の破れ目が口のように開いて4寮の特色を歌い出した。 私はきれいじゃないけれど 人は見かけによらぬもの 私を凌ぐ賢い帽子 あるなら私は身を引こう 山高帽子は真っ黒だ シルクハットはすらりと高い 私はホグワーツ組み分け帽子 私は彼らの上をいく 君の頭に隠れたものを 組み分け帽子はお見通し 被れば君に教えよう 君が行くべき寮の名を グリフィンドールに行くならば 勇気ある者が住まう寮 勇猛果敢な騎士道で 他とは違うグリフィンドール ハッフルパフに行くならば 君は正しく忠実で 忍耐強く真実で 苦労を苦労と思わない 古き賢きレイブンクロー 君に意欲があるならば 機知と学びの友を 必ずここで得るだろう スリザリンではもしかして 君はまことの友を得る どんな手段を使っても 目的遂げる狡猾さ 被ってごらん! 恐れずに! 興奮せずに、お任せを! 君の私の手に委ね(私は手なんかないけれど) だって私は考える帽子! 組分け帽子は各寮の理念や個性を歌で分かりやすく新入生に教え、歌い終わると4つのテーブルにそれぞれお辞儀して静かになり、ホールに居た全員が拍手喝采をした。 「ABC順に名前を呼ばれたら、帽子を被って椅子に座り、組分けを受けてください。 まずはアボット・ハンナ!」 マクゴナガルがABC順に新入生の名前が書き連ねられた長い羊皮紙の巻き紙リストを手に一番上の名前を読み上げると、先頭切って呼ばれた金髪おさげの少女は転がるように前に出てきて帽子を被った。 一瞬の沈黙。 帽子は「ハッフルパフ!」と叫び、右側のテーブルから歓声と拍手が上がった。 ハンナはピンクの頬を紅くさせつつも黒とカナリア・イエローのストライプ柄のネクタイを締めた上級生達に温かく迎えられ、嬉しそうに顔を綻ばせた。 次の「ボーンズ・スーザン」と言う長い三つ編みを1本背中に垂らした金髪少女もハッフルパフだったが、「ブート・テリー」と言う男子生徒と「ブロックルハースト・マンディ」と言う女子生徒の2人は立て続けにレイブンクローに選ばれた。 「テネルの名字は『クリューガー』で頭文字は『C』だからもうすぐね」 「名字が『グレンジャー』のハーマイオニーは『G』だから俺より後か」 「もしお互いに違う寮に組分けされても前みたいに話し掛けてもいいかしら?」 「ああ、別に構わないよ」 他の1年生が次々と組分けされていくのを眺めつつ、自分の番が来るまでの間ヒソヒソと小声でハーマイオニーと会話していたら、 「クリューガー・テネル!」 テネルの名前が呼び上げられた。 全校生徒の視線が一気に自分へと集まり、流石のテネルも顔が強張ったが、一度深く息を吸って平静を保ち、列から抜ける。 名前を呼ばれた瞬間、テネルは上座から感じた強い視線の方向を辿って見てみると、長い銀色の髪と顎髭が特徴のダンブルドアが何故かこちらをじっと見据えていた。 半月型のメガネの奥から覗く淡いブルーの瞳。 それはまるで………自分を通して『誰か』を幻視しているような、そんな感じの探りを入れる眼差しだった。 まだ話したことすらないのに、何故そのような眼で自分を見るのか? 疑問を覚えたテネルは首を捻るが、今は優先事項じゃないと、気持ちを切り替えて椅子に座り組分け帽子を被った時、ハーマイオニーと眼が合った。 発声はしてないが、口の動かし方から「頑張って」と応援してくれたのが分かり、目元を和らげる。 その直後、頭の中に低い声が響いた。 「ほーう、これはこれは難しい者が来たな。 ふむ、君は生まれ育った家庭環境が原因で自分自身に価値を見出だせないでいるのか。 君は非常に多くの可能性を秘めているのに、実に勿体無い。 才能に溢れているのにそれを存分に活かそうとしないのは宝の持ち腐れだ」 何故コイツは家庭の事情を知ってるんだ、とテネルはビックリしたが、恐らく帽子を被った人間の思考が読み取れるような何かしらの魔法が掛けられているのだろう。 詳しくは知らないが、確か「開心術」とやらの対象の記憶や感情を引き出す魔法が何かの本に載っていたのをチラッと見た覚えがある。 今度図書室で借りて読んでみよう。 組分けの為故に仕方ない事項とは言え、勝手に自分の脳内を覗かれるのは気持ちのいいものではないなと、苦情に近い感情を読み取った組分け帽子だったが、それよりも、テネルの進むべき寮が中々判断出来なくて延々と考えあぐねる。 1分、2分、3分と、組分け開始から数分が経過しても宣言される気配が全くせず、生徒達の間にどよめきが走った。 「本当に難しい。 こんなに難しい子は久々だ。 努力家で貪欲な知識欲・探求心と 指導者 リーダー の資質を併せ持つ君はレイブンクローかグリフィンドールに最も相応しいが、さて、一体どうしたものか。 訊くが君自身、何処か希望する寮はあるかね?」 「俺? 別に、特にないけど………。 自分に一番合った寮が一体何処なのか、俺には分からない。 と言うか、俺が 指導者 リーダー の資質を併せ持っていてグリフィンドールに相応しい? 面白い冗談を言うんだな、アンタも。 俺みたいな臆病者で人見知りの人間は、勇猛果敢なヤツ等が集まるグリフィンドールの理念にはそぐわないだろ」 「いやいや、冗談ではない。 君自身が自覚していないだけで、現状認識能力に長けている君は教師や指揮官同様、人を教え導く天賦の才を持っているのだよ。 敵や味方に立ち向かうことだけが勇気ではないし、逃げなければならない時に逃げるのは臆病と言わない。 進むべき時に進み、退くべき時に退くことが出来る者でなければ、本当に優れた 指導者 リーダー とは言えないのだよ。 どのような状況下でも素早く現状を把握し、『最善の道を最善の道にする』方法を常に考えながら自ら率先して行動する。 それが君の本質だ」 それは随分と過大評価ではないだろうか? とテネルは唸る。 自分がリーダーシップを発揮した場面など、いくら記憶を過去から今日に至るまで辿っても全くの皆無だし、そもそもそんな状況に直面した覚えさえない。 仮にそのような難局がこれから先の学校生活であったとしても、自分はきっと誰よりも真っ先に逃げるだろう。 自分の命に危機が迫っていたら人は他人のことなど簡単に見捨てるものだし、そうする人間の方が大多数だ。 元来面倒事や厄介事が大嫌いなテネルは内気な性格の自分が人を指導するなんて絶対有り得ないと、真っ向から否定する。 「ほう、自ら己の可能性を否定するかね。 何度も言うが、君は判断力と統率力が人より高い。 自ら先頭に立ち人を率いるのにだって相当な勇気が必要だ。 君は自分と同じ立場の人間の気持ちをよく理解している。 だからこそ、君は 指導者 リーダー に向いているのだよ。 どんなに嫌でも、怖くても、誰かがやらねばならぬことを誰よりも早く認識して先導する。 それもまた、一つの立派な勇気で勇敢な者だと私は思うのだが………尚も否定するかね?」 ああ、否定する。 自分はどの寮にも向いていない。 グリフィンドールのように騎士道精神に溢れる勇者様でもなければ、ハッフルパフのように誠実で心優しい人柄でもないし、スリザリンのように狡猾だったらもっと上手い立ち回りをして今頃は家出してなかっただろう。 強いて言うなれば知性に優れた者が集まると言われるレイブンクローがいいが、組分け帽子が歌ってたような「機知と学びの友」を得たいとは思わないし、そもそもの話で得られる訳ないと思った。 「なるほど、レイブンクローを選ぶか。 確かに君にはピッタリかもしれない。 今の君に必要なのは『自分自身を認める』ことだ。 レイブンクローに入れば君はそこで様々な人と出会い、様々な経験を積み、多くのことを学ぶだろう。 そしていつか、君は己を認め自分自身に価値を見出だす日が訪れると、私は断言しよう。 レイブンクローに入ったとしても、君が 指導者の資質 リーダーシップ を失うことはない。 君の往く先々に可能性の光が差すことを願っているよ。 何だか、やたら盛り上がってないだろうか。 組分け帽子との会話で時間の流れを気にしなかったテネルは知らないが、彼の組分けに掛かった時間は彼より前に行った者達よりずっと長く、決定時間は凡そ5分後………つまり、50年に1回程度しか起こらない珍しい現象「組分け困難者」になったのだ。 組分け困難者を獲得して歓喜しない寮は存在しない。 50年に1人の逸材が我が寮に入ってきたとなれば盛り上がるのは必然だった。 無論、嘗て組分け困難者だったマクゴナガルもテネルが久方ぶりに現れる組分け困難者になったことは嬉しいことなのだが………。 その一方で、グリフィンドール出身の自分とは違ってレイブンクローに入ったことが少し寂しくもあり、どこか手放しで喜べない自分が腹立たしく、そして複雑な心境だった。 それでも、彼がどの寮に入っても卒業するまでは最後まで見守り続けようと、滅多に見せない笑顔を浮かべたマクゴナガルは帽子を持ち上げ、レイブンクローのテーブルに向かうように戸惑う彼の肩を優しく叩いて促した。 緩慢な動作でスツールから立ち上がり、お祭り騒ぎのレイブンクローの席に足を運ぶ。 青と銀のストライプ柄のネクタイを締めた上級生達に拍手で出迎えられるテネルの背中を見つめながら、マクゴナガルはテネルの輝かしい未来を心から祈った。 最初は何も載っていなかった大皿に様々な料理が各寮のテーブルに山盛りで盛られ、腹ペコだった生徒達は各自好きなだけ好きな物を取り寄せて周囲の人と会話を弾ませる。 が、そんな賑やかな空間の中、テネルは無言で近くにあったローストビーフやポテトを取り分けると黙々と食べた。 人混みな苦手な上に騒がしい場所が嫌いなテネルにとって、ホグワーツの大広間はまさに疲れやすい上にまだ何人かがこちらをチラチラ見ている。 疲れると言ったらありゃしない。 するとさっきから1人無言で静かに食べ進めるテネルを心配したのか、隣に居た男子生徒が声を掛けてきた。 焦げ茶色の短髪に若草のように明るく爽やかな黄緑色の瞳を持つ明朗快活そうな少年で、確か一番最初にレイブンクローに組分けされたヤツだ。 「オレ、テリー・ブート。 お前は?」 「………テネル・クリューガー」 「テネルでいいか? オレもテリーでいいから」 「ああ、うん。 別にどっちでも構わない」 「んじゃ、遠慮無く。 なあテネル。 お前、ずっと黙ってるけど、腹でも痛いのか?」 「いや、別に痛くないけど………」 「じゃあなんだ? 単に黙ってただけか?」 「まあ、そういうこと、かな………」 テネルがそう返すと、ジュースを飲んだテリーがズバリこう言った。 「テネル、お前、人見知りだろ。 オレと話す時、視線合わせようとしないし」 「………………」 テネルは何も言わない。 だが、その沈黙はテリーの言葉を肯定しているのも同然だった。 しかし、自身とは正反対の性格であるはずのテネルに対し、テリーの態度は変わらず、言葉を続けた。 「テネルは組分け困難者だったよな? 組分け困難者って50年に1人現れるかどうかのスゲー珍しい現象らしいじゃん。 先輩方も興味津々だし、オレ以外の新入生も皆お前を見てるぞ」 「そんなに珍しいことか? ハーマイオニーやロングボトムだって結構組分けに時間掛かってたし凡人の俺よりもポッターの方が盛り上がってただろ」 グリフィンドールかレイブンクローに入りたがっていたハーマイオニーは最初の望み通り前者の寮に組分けされ、ヒキガエル探しの子ことネビルも彼女と同じ寮に入った。 余談だがハリー・ポッターがグリフィンドールに決まった時、グリフィンドールのテーブルで赤毛の少年2人が「ポッターを取った! ポッターを取った!」と復唱していた。 顔立ちが瓜二つだったので、恐らくはマクゴナガルが言っていたウィーズリーの双子・フレッド&ジョージだろう。 「グレンジャーとロングボトムの2人は確かグリフィンドールに組分けされたんだったか。 ………ん? あれ、なんでグレンジャーのことはファーストネームで呼んでロングボトムはラストネームで呼んでるんだ?」 「前者は小学校からの付き合いで、後者は汽車で知り合ったばかりでそんなに話してないから」 「そういや、テネルとグレンジャーはマグル生まれだったっけな。 そのことで組分けが始まる前の小部屋でマルフォイの輩に絡まれてたけど、お前、スルーしてたよな」 「ああいうのは下手に関わらないで無視した方が身の為だからな。 絡まれる度に反応してたらキリないし、ウザいし面倒だ」 賢明だな、とテリーは笑う。 思えば、ハーマイオニー以外の同級生とここまで普通に長く会話したのは何気に初めてだ。 テリーにはウィーズリーやマルフォイみたいな嫌な感じがしないなと、それなりに好印象のテネルは他愛ない話題を持ち掛けるテリーと言葉を交わした。 テネルとテリーは上手い具合に人波を縫って進みつつ、ダンブルドアの言ってた「死にたくなかったら4階右側の廊下には入るな」と言う何やら危険区域らしい場所について色々意見を交わしたが、西塔の長い螺旋階段を登り終えて談話室の入り口前に辿り着くと、2人は会話を切り上げて意識と視線をそちらに向ける。 取っ手もなければ鍵穴らしき物もない古めかしい木の扉には、鷲の形をしたブロンズのドアノッカーが付いていた。 新入生に歓迎の言葉を述べ、レイブンクロー出身の著名な人物や寮監フィリウス・フリットウィックについて紹介した男子監督生ロバート・ヒリアードが言うには、合言葉で談話室に入る他寮とは異なり、ドアノッカーが出題する問題を解くことが入室の条件とのことだ。 機知と叡智を重視するだけあって実にレイブンクローらしいと思う反面、裏を返せば謎解きに答えられるだけの頭脳があれば誰でも簡単に入れることを意味しているので、セキュリティー的な問題で言えば合言葉に比べると結構危険じゃないだろうか。 忘れ物等に気付いて談話室に入ろうにも一々謎解きしなければならないのも正直大儀だ。 そういうのは精々寮内での遊戯程度に留めて欲しい。 なんでレイブンクローも合言葉にしなかったんだとテネルが内心文句を言った時、ロバートがドアをノックした。 するとドアノッカーの鷲の嘴が開き、柔らかに歌うような声が流れた。 「温かくても冷たいものは?」 監督生 ロバート を始めとするレイブンクロー生達は顎に手を当てて考える。 新入生も答えを必死に考えているそうだ。 テネルも周りの人達と同じように『温かくても冷たいもの』を考え………軈て「あっ」と顔を上げると、「監督生、試しに答えてみてもいいですか?」とドアの前に立つロバートに声を掛けた。 ロバートは「勿論」と頷き、邪魔にならぬよう退ける。 他のレイブンクロー生達も、組分け困難者として脚光を浴びたテネルを黙って凝視した。 「他にも答えはあるだろうけど、1つは『風邪』だろ? 理由は、風邪を引くと人間は熱があるのに寒気を感じるから」 ドアノッカーに向かって理由込みでテネルが答えると、正解だったのか、扉が開いた。 直後、「お見事!」とロバートが拍手を送り、ワアッと声が沸き上がった。 「まさか入学したばかりの新入生が初日で、しかもトップバッターで問題を解くとは見事なものだ。 流石は組分け困難者だ。 君がレイブンクローに入ってきてくれて本当に嬉しいよ」 「あ、ありがとうございます………」 感極まったように手を取り誉め称える監督生にテネルは少し照れたように俯く。 ロバートは微笑みを浮かべ、テネルの背中を押して中へと入る。 2人に続いて他のレイブンクロー達もゾロゾロと入り込んだ。 レイブンクローの談話室は青を基調とした広い円形の部屋で、ドーム型の天井と濃紺の絨毯には星が描かれていた。 青と銀のシルクで装飾された壁の所々には優雅なアーチ型の窓があり、湖や禁じられた森、クィディッチ競技場、薬草学の花畑など、ホグワーツの校庭や周囲の山々を一望することが出来る。 室内にはテーブルや椅子、本棚が幾つか置かれており、扉の反対側の壁の窪みには白い大理石で造られた背の高いロウェナ・レイブンクローの像が建っていた。 ホグワーツ創設者の1人だ。 最後にロバートからの簡単な説明を施されると生徒達、特に今日は色んなことがあって疲労が蓄積した新入生は早く寝たいのか、欠伸したり眼を擦ったりしながら男女別の寝室へと向かった。 レイブンクロー像の脇にあるドアの向こう側が主塔から分岐した小塔に続いているそうで、その小塔に寝室があるとのことだ。 睡魔に襲われつつも学年と名前が記載されているプレートを頼りに割り当てられた寝室の扉を開けると、スカイブルーのケワタガモの羽布団に覆われた4本足のベッドが4つ置かれていて、机や本棚、箪笥も備えられていた。 荷物を入れたトランクとラフィネが入った籠は既に届けられていて、「早く出してくれ」と言うように鳴いている。 テネルが籠を開けて自由にすると、ラフィネも疲れたのか、すぐにピョンと近くのベッドに飛び乗り、すやすやと眠った。 「そいつ、お前のペット?」 「ああ、メスのニーズルでラフィネって言うんだ………って、此処に居たのか、ブート」 「オレはお前と同室なんだから居てもおかしくないだろ。 あと、ブートじゃなくてテリーな」 テリーは拗ねた子供みたいに頬を膨らませる。 テネルは「悪かったよ」と謝りつつ、自分達より後に入ってきたテリー以外のルームメイト2人に眼を向けた。 「オレ、テリー・ブート。 知ってる」 組分け困難者だったんだからな、とボソッと呟いた黒髪の少年はチラッとテネルを見ると、 「………マイケル・コーナー」 と無愛想に名乗り、制服を脱いでパジャマに着替えると早々にベッドに潜り込んだ。 「僕はアンソニー・ゴールドスタイン。 これから7年間よろしくね、テリー、テネル」 ぶっきらぼうだったマイケルとは打って変わってにこやかに自己紹介したアンソニーにテリーとテネルは「よろしく」と返し、3人もパジャマに着替えたら、ベッドに潜り込んだ。 明日から授業が始まるし、荷物の整理は明日にしようと、すやすや眠るラフィネの頭を撫でていたら、 「テネル」 と、テリーに名前を呼ばれた。 「なんだ?」とテネルがテリーの方を見ると、 「改めてよろしくな」 ニカッと溌剌とした笑顔を浮かべて見せた。 「………こっちこそよろしく」 自分は決して浮かべることのない笑顔がどこか眩しく映りつつも軽く頷き返したテネルは枕に頭を乗せ、フッと瞼を下ろす。 窓辺でヒューヒューと風を切る音が、不思議と心地よい気分にさせてくれた。 【ハーマイオニー・グレンジャー】 お気付きだった人も多いでしょうが、テネルとハーマイオニーは小学校が一緒でした。 所謂『幼馴染み』ですね。 加えてハーマイオニーは闇を抱えてるテネルに性分のお節介焼きな性格が発揮したと言うか、母性心を擽られた結果色々頑張ったので、今のところテネルがまともに話せる唯一の同級生です。 テネルもハーマイオニーに対しては心を許してる部分があるので、彼女もまたマクゴナガル同様に今後の彼の人生に大きく関わるでしょう。 ガリ勉優等生のハーマイオニーにとっても同じく勤勉家のテネルは数少ない理解者の1人ですので。 ホグワーツでもハーマイオニーはテネルの面倒を見る予定です。 あ、でもこれはつまり、ロンかハリー(ついでにクラム)にとってはライバルになりそうな………。 個人的な感想にはなりますが、原作のハーマイオニーはハリーかクラムとくっついて欲しかったなって作者は思います。 ハーマイオニーみたいなタイプはロンみたいな所謂『ダメな男』に「私が何とかしてあげなくちゃ!」って思うのでしょうかね? 私にはよく分からないです。 正直ハーマイオニーは割りとガチで勿体無いなって思いました。 せっかくいい男(クラム)に好かれてキスまでしたのに。 映画でも炎のゴブレットでロンは言い掛かりつけてましたが、だったら自分の気持ちハッキリ伝えろよと突っ込んだのをよく覚えてます。 作者は「好きな人に自分の気持ち伝えないで後悔するなら伝えなかったそいつが悪い」「努力も何もしないで好きな人に振り向いて貰える訳だろ」と考えてるので、4章以降からのロンに対する評価はかなりダウンしましたね。 あの時の失望ぶりは半端じゃなかったです。 作者がハリポタの世界に転生したら「結婚するなら愛と金に困らない男を選べ!」とハーマイオニーに言いたい。 【ロン・ウィーズリー】 この頃はまだハーマイオニーと仲良しではありませんでしたからね。 蛇主SSではよく見掛ける「スリザリンだから」と言う理由だけで敵対視するように「ハーマイオニーの知り合い」と言うだけで敵対視されたテネル、初っ端からロンへの印象は「めんどくせーヤツ」と最悪なものに。 私が作るオリ主は基本口が悪いのですが、テネルも中々口の悪い子です。 ああいう口調が一番書きやすいので。 【ドラコ・マルフォイ】 初対面から嫌味言う皆さんご存知フォイフォイ。 でもテネル君は「僕は~それを左へ受け流す~」的な感じに完全スルー。 【テネルの所属寮】 レイブンクロー。 組分け困難者だったことから先輩達には手厚い歓迎を受けた。 でも卒業するまでは最後まで見守ると、本作のマクゴナガルはハーマイオニーに負けず劣らずの母性愛全開で行きます。 実質テネルの母親代わりみたいな存在ですし。 マクゴナガルが母親なら父親はトムさんです。 これは残りの新作も同様です。 上記の原作レイブンクロー生の容姿等は下記になりますのでご確認を。 【テリー・ブート】 髪色: 焦げ茶色 ダークブラウン 虹彩:黄緑 テリーは「明朗快活の溌剌とした少年」と言う設定でオリ主のテネルとは真逆のキャラクターにしました。 レイブンクロー生では珍しいタイプかもしれませんが、1人くらいこういうヤツいてもおかしくはないですよね。 余談ですが、更新前テリーの虹彩は黄色に近い金色(宝石の色に例えるならゴールデンベリル)にするか本作の黄緑(宝石の色に例えるならペリドット)にするか悩みました。 【マイケル・コーナー】 髪色:黒 虹彩:勝色(紺よりも濃く黒に近い藍色) クィディッチでグリフィンドールがレイブンクローに勝ったことが気に入らなくてヘソを曲げジニーと破局したことから、「マイケルは見た目とは裏腹に実は負けず嫌いでプライドが高いヤツ」なのかもと思い、勝利に拘る武士や軍人に好まれた「勝色」を虹彩にしました。 実は一番コイツの虹彩をどうするかメチャクチャ悩みましたね、勝色を見付けるまでは。 他の人達は早めに決定したのに。 【アンソニー・ゴールドスタイン】 髪色:金 虹彩:ブルー 原作では男子監督生(女子はパドマ)だったアンソニー。 名字にゴールドが入ってるから髪は金髪、瞳は定番中の定番ブルーにしようと、あっさり決まりました。 テリーがチアフル、マイケルが隠れ情熱家ならアンソニーは温厚紳士かなと、特に悩むことなく早い段階で作られました、マイケルとは違って。 【マンディ・ブロックルハースト】 髪色:オレンジブラウン 虹彩:黄土がかった金色 組分けで名前が出た以降一切登場しなかったレイブンクロー生その1。 性格は女版テリー。 虹彩を宝石の色に例えるなら、ゴールデンタイガーアイのように明るくて柔らかくまろやかな色合い、です。 【パドマ・パチル】 髪色:黒 虹彩:黒 原作ではどうだったか分かりませんが、本作のパチル姉妹は中東系の顔立ちと言う設定で行きます。 【リサ・ターピン】 髪色:金 虹彩:グリーン 組分けで名前が出た以降一切登場しなかったレイブンクロー生その2。 リサも比較的早く決まりましたね、容姿は。 虹彩を宝石の色に例えるなら、緑色のクォーツァイトのように明るく優しい色合い、です。 【監督生のロバート・ヒリアード】 ポッターモアにてレイブンクローの新入生へ歓迎のメッセージを送った人。 正確な学年は不明なので、ロバートと残り2人のポッターモアで登場した監督生は全員パーシーと同学年(主人公の4学年上で現在5年生)と言う設定で行きます。 監督生毎に一々学年変えるの面倒ですし。 【#2の総括】 今回はホグワーツ特急、組分けの回でした。 さて、組分け帽子に「リーダーとしての資質がある」と評されたテネルでしたが、果たしてその場面はやって来るのでしょうか。 余談ですが、ハリーがエレンタイプならテネルはジャンタイプにしようと、テネルのモデルは進撃に出てくるジャンです。 マグル生まれのオリ主を作る際、「より読者に近い感受性の持ち主にしよう」と前々から決めていたのですが、一番のモデルに選ばれたのが進撃のジャンで、「強い人ではないから弱い人の気持ちがよく分かる」「現状認識能力が高く怖くても自ら率先して行動する」要素をテネルにはぶちこみました。 ただし現時点では家庭環境がアレだった為に自分自身に価値を見出だしていないので、彼の本領発揮はまだまだ先ですね。 他にもテネルは多くの読者の心の声を代弁してくれると思われます。 多少毒舌な部分はありますが根はいいヤツですのでどうか皆さん温かい眼で見守ってください。

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#3 賢者の石と転生魔女(3)

ネビル ロング ボトム と 黒 魔女

"地獄の釜の火が凍ったら、仲間になってやる " —に対してネビル・ロングボトム ネビル・ロングボトム(生まれ)とは、にに入学したのである。 にされた。 両親のとは共に有名なでに所属していた。 ネビルの誕生から1年4か月ほどたったころ、両親はたちにをかけられて正気を失い、のに入院した。 ネビルは祖母のに育てられた。 学生時代は自信に欠け、不器用で失敗ばかりしていたが、成長するにつれ勇敢さや忍耐力が頭角を現した。 ネビルは率いるの主要メンバーとなり、、にも参加した。 ホグワーツの戦い中、彼はヴォルデモート卿の死喰い人になれという要求を拒んで彼の7番目のであるを破壊した。 ホグワーツ7年目には死喰い人の教師たちに対抗してダンブルドア軍団を指示していた。 が終わると、彼は短期間だけ闇祓いをしてからホグワーツのに就任した。 そして生だったとした。 登場作品• 初登場• 言及のみ• 言及のみ•

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ベラトリックス・レストレンジ

ネビル ロング ボトム と 黒 魔女

詳細は「」を参照 ネビル・ロングボトム(Neville Longbottom) 演 - 日本語吹き替え - ハリーとロンのルームメイト。 トレバーというカエルを飼っている。 物忘れが激しく、何をやっても失敗ばかりで、得意の薬草学を除けば学業も優秀とは言えず、自分に自信が持てない性格で、第2巻『』では自分のことをスクイブと発言する。 しかし、第5巻からはダンブルドア軍団に参加したことで徐々に行動力と判断力、そして自信を身につけ、それにともない勇敢な一面が前面に出てくるようになり、第7巻『』終盤にはに向かって啖呵を切れるほどの度胸を見せるまでになる。 ルームメイトであるハリー、ロン、ディーン、シェーマスのほか、ハーマイオニー、ジニー、ルーナと友人になる。 父は純血の魔法使い、母は純血の魔女。 両親はともにの創立メンバーだったが、ネビルが1歳のとき、、ら4人のから「磔の呪い」による拷問を受けて心神喪失状態になり、聖マンゴ魔法疾患傷害病院に入院。 以降、両親と別れ、祖母のに育てられる。 ネビルはこのことを友人に伏せていたが、第5巻で偶然ハリー達に事情を知られる。 第1巻『』では、賢者の石を守るために校則を破ろうとしたハリーとロンとハーマイオニーを止めようとするが、ハーマイオニーに「全身金縛り術」をかけられ失敗する。 しかし、友達に立ち向かった勇気をに評価され、グリフィンドールの寮杯獲得に貢献する。 第5巻ではに参加する。 その後、ハリーたちとともにに乗り込み、死喰い人と戦う。 第6巻『』では、ダンブルドア軍団の招集に応じ、ホグワーツ城で死喰い人と戦う。 第7巻でが校長に就任すると、やとともに抵抗運動を開始。 翌年5月のホグワーツの戦いでは、から死喰い人へ加わるよう脅されるが、敢然と退ける。 このことで組分け帽子から「真のグリフィンドール生」として認められ、帽子からを取り出すことに成功し、ヴォルデモートの最後のである蛇のナギニを斬り殺し、ヴォルデモートの消滅に大きく貢献する。 物語終了後は、の後任として「」の教授になる。 また、魔法大臣となったの依頼により、ハリーやロンとともに魔法省の闇祓いにもなる。 また、元ダンブルドア軍団のメンバーだったと結婚する。 映画では、『秘密の部屋』までは小説を踏襲した外見だったが、『アズカバンの囚人』以降は痩せて身長も伸びている。 また、に好意があるような描写がなされている。 ディーン・トーマス(Dean Thomas) 演 - 日本語吹き替え - ハリーとロンのルームメイト。 ロンドン出身の黒人で、マグル界育ちの魔法使い。 同室のシェーマスとは無二の親友。 ディーンは両親についてマグルと発言するが、現在の父親は母親の再婚相手であり、実の父親ではない。 ディーンの実父は魔法使いであり、になることを拒絶したために殺された。 また妻子を守るため、自分が魔法使いであることを妻にも教えなかった。 つまりディーンは半純血の魔法使いである。 サッカークラブののファン。 そのため、クィディッチを愛するシェーマスと対立することもあるが、クィディッチはシェーマスよりもうまく、第6巻ではハリーに抜擢されてグリフィンドール代表チームのチェイサーを務める。 また絵が得意で、クィディッチの応援に使用する垂れ幕の絵を何度も描く。 5年生の終わりごろから6年生の中ごろまでと交際し、そのため、ジニーに思いを寄せていたハリーから猛烈に嫉妬されるが、最終的には破局する。 ディーン自身は現在の父親が母親の再婚相手であることは知っているが、実父が魔法使いだったことや自分が半純血の魔法使いであることは知らない。 そのため第7巻ではマグル生まれの登録をせず、闇の陣営からの逃亡生活を送る。 のちに人さらいに捕まるが、ともに捕まったハリーを助けに来たによって助け出され、の家に匿われる。 終盤にネビルからの招集を受けてホグワーツの戦いに参戦し、生き残る。 映画では、『死の秘宝 PART1』を除く全作品に登場する。 シェーマス・フィネガン(Seamus Finnigan) 演 - 日本語吹き替え - ハリーとロンのルームメイト。 同室のディーンとは無二の親友である。 マグルの父親との母親を持つ半純血である。 出身で、第4巻『』の・ワールドカップでは、母親とともにアイルランドの応援をする。 第5巻では当初、母親の忠告もあってやハリーに対して不信感を抱くが、のちにハリーと和解しダンブルドア軍団に参加する。 なお、ダンブルドア軍団のメンバーの中で唯一の中途加入者である。 第7巻でダンブルドア軍団が活動を再開するとこれに応じ、ネビルとともに抵抗運動に従事する。 終盤のホグワーツの戦いにも参加し、守護霊の呪文を使ってハリーたちの窮地を救う。 映画では、魔法に失敗して物を爆発させるシーンが多い。 そのため、最終決戦前に橋を爆破するに当たって、ネビルがマグゴナガルに方法を尋ねた際、マグゴナガルから「ミスター・フィネガンに相談してはいかがです? 彼は何でもかんでも爆発させる術がお得意のようですからね」と言われ、本人もそれを認めているようで「あんな橋一発だ」とこたえる。 オリバー・ウッド(Oliver Wood) 演 - 日本語吹き替え - ハリーの4学年上の男子生徒。 第3巻『』までクィディッチのグリフィンドール代表チームのキーパーを務める。 クィディッチをこよなく愛し、クィディッチにかける情熱は人一倍強い。 とくに最終学年だった第3巻での優勝にかける思いには鬼気迫るものがある。 ホグワーツ卒業後は、プロのクィディッチチーム「パドルミア・ユナイテッド」の2軍選手となり、クィデッチワールドカップでハリーに会ったとき、そのことを伝える。 第7巻終盤ではホグワーツの戦いにも参戦。 ヴォルデモートが戦闘を中断させている間にとともに、戦死したコリン・クリービーの亡骸を城内に運び入れる。 映画では、『賢者の石』『秘密の部屋』『死の秘宝 PART2』に登場。 パーシー・ウィーズリー(Percy Weasley) 演 - 日本語吹き替え - ロンの兄で、ハリーの4学年上の男子生徒。 背が高く、赤毛で顔にはそばかすがあり、角縁眼鏡をかけている。 ホグワーツ在学中はきわめて優秀な成績であり、第1巻からはグリフィンドール寮の監督生も務める。 祝いにヘルメスというふくろうを買ってもらい、それまでのペットだったネズミのスキャバーズは、弟のロンに譲る。 L試験では12科目すべて合格し、さらに第3巻からは首席を務め、N. T試験ではトップの成績を修める。 また、第2巻から卒業までのあいだ、ペネロピー・クリアウォーターと交際する。 このように生真面目な優等生ではあるが、高説をしたがる癖があり、また、野心家で権威に執着するところがあることから、ほかの兄弟やハリーに煙たがられる。 ロンやフレッドやジョージには「父親をも無下に扱う冷血漢」のように評されるが、実際はむしろ家族に対する情は人一倍深く、彼らに危機が訪れたときは真っ先に駆けつける。 ホグワーツ卒業後は、に入省し、に配属される。 翌年には魔法大臣付下級補佐官に昇進、権威に固執する性格からの復活を認めない魔法省の側につき、家族と決別し、ロンドンで一人暮らしを始める。 魔法省がヴォルデモートの復活を認めたあとも家族とは膠着状態が続くが、第7巻で自分の過ちを認め、ホグワーツ最終決戦参戦時に家族と和解し、父アーサーとともにパイアス・シックネスを打ち倒す。 物語終了後、オードリーという女性と結婚、モリーとルーシーという子供をもうける。 また、魔法大臣キングズリー・シャックルボルトのもとで最終的に高級官僚に出世する。 フレッド・ウィーズリー、 ジョージ・ウィーズリー(Fred Weasley & George Weasley) 演 - (フレッド)、(ジョージ) 日本語吹き替え - (両方) ロンの兄で、ハリーの2学年上の男子生徒。 であり、つねに2人一緒に行動している。 陽気で悪戯好きな性格。 髪はで、顔はそばかすだらけ。 ウィーズリー家のなかでは比較的背が低く、弟のロンよりも低いが、体格はがっしりとしている。 外見は瓜ふたつで、家族でさえ区別が付かないほど。 ホグワーツでは、教授・生徒を問わず「悪ガキ」として広く認知されており、第3巻では教授陣に「過去に最も手を焼いた2人組(と)とも互角」とまで言われる。 基本的に性格は似通っているが、細かいところで違いもあり、フレッドはジョージよりも行動的で冗談を飛ばす回数が多く、ジョージはフレッドよりも冷静で周囲を気遣う発言が多い。 ふたりともクィディッチが得意で、在学中はグリフィンドール代表チームのビーターを務める。 同級生のリー・ジョーダンとは親友で、作中では三人で連れ立って行動する描写も少なからず存在する。 また、ウィーズリー家のなかではロンに次いでハリーと親しく、第3巻ではホグズミード村への外出が許可されなかったハリーに「忍びの地図」を譲渡する。 第4巻で、悪戯用品専門店「」を開業。 開業当初はホグワーツ校内で生徒に直接販売するが、ハリーからの優勝賞金を手渡され、のちにそれを元手にダイアゴン横丁に店舗を構える。 第5巻では、既にWWWの開店資金を得ていたためホグワーツに戻るか迷うものの、悪戯用品の市場調査とクィディッチのためにホグワーツに戻る。 の呼びかけに応じてダンブルドア軍団にも参加する。 しかしドローレス・アンブリッジにクィディッチを禁止されたため退学を決意。 彼女に没収されていた箒(ほうき)を魔法で取り戻し、それに乗り大勢の生徒や教授陣の目のまえで学校を去る。 退学後はWWWの経営・悪戯用品の開発に専念する。 復活したとの脅威が高まると、商品のひとつが護身グッズとして着目され大ヒットし、成功を収める。 これによって母親から快く思われていなかったWWWが認められるようになる。 ホグワーツの戦いにも参加し、フレッドは戦死するもジョージは生き残る。 そのため、WWWはジョージがロンとともに続ける。 のちにジョージとアンジェリーナ・ジョンソンは結婚し、息子フレッドと娘ロクサーヌをもうける。 映画でフレッドを演じたジェームズとジョージを演じたオリバーは、フレッドとジョージ同様双子である。 リー・ジョーダン(Lee Jordan) 演 - 日本語吹き替え - ハリーの2学年上の男子生徒。 ドレッドヘアの黒人。 同級生のフレッドとジョージとは親友で、3人で悪戯を企てることも多い。 第5巻までは寮対抗クィディッチの実況解説を務めるが、グリフィンドール贔屓の実況であることから、スリザリンからブーイングを受けることが多い。 また、クィディッチ用箒のマニアでもあるようで、ハリーが初めてファイアボルトで試合に臨んだときには、ファイアボルトの素晴らしさを観客に向かって饒舌に話す。 このようなことから実況中、ミネルバ・マクゴナガルに怒られることが多い。 第7巻では、反運動者を励ますラジオ番組「ポッターウォッチ」で、「リバー」というコードネームで司会を務め、ヴォルデモートに抵抗する人たちを励まし続ける。 その後、ホグワーツ最終決戦に参戦し、ジョージ・ウィーズリーとともにのを打ち倒す。 映画では、『賢者の石』と『秘密の部屋』に登場。 コーマック・マクラーゲン(Cormac McLaggen) 演 - 日本語吹き替え - ハリーの1学年上の男子生徒。 有名人の知己が多く、そのためにによって「スラグ・クラブ」に招かれる。 第6巻で、クィディッチの試合に参加できなくなったロンに代わって一時的にキーパーを務めるが、キャプテンでもないのにメンバーに勝手な指示を出し、挙句ハリーに大怪我を負わせたため、チームから強制的に外される。 映画では『謎のプリンス』『死の秘宝 PART2』に登場する。 一方的にハーマイオニーに迫り、迷惑がられるといった、小説よりも自己中心的な人物として描かれている。 コリン・クリービー(Colin Creevey) 演 - 日本語吹き替え - ハリーの1学年下の男子生徒。 ハリーの大ファンで、写真を撮ろうとハリーを追い掛け回す。 第2巻ではスリザリンの怪物に襲われて石と化すが、終盤で治療薬によってもとに戻る。 第5巻では2歳年下の弟・デニスとともにダンブルドア軍団に加わる。 第7巻では未成年であるにもかかわらず、の指示を無視してホグワーツの戦いに参戦し、戦死する。 遺体は、が戦闘を中断させているあいだに、ネビル・ロングボトムとオリバー・ウッドによって回収される。 映画では、『秘密の部屋』のみ登場。 『死の秘宝 PART2』には登場せず、ホグワーツの戦いにも参戦しない。 デニス・クリービー(Dennis Creevey) ハリーの3学年下の男子生徒。 コリンの弟で、兄同様ハリーを尊敬する。 ダンブルドア軍団のメンバー。 映画では未登場。 ナイジェル・ウォルパート(Nigel Wolpert) 演 - 日本語吹き替え - ハリーの3学年下の男子生徒。 映画のみに登場し、『炎のゴブレット』から全作に登場。 上述のクリービー兄弟を合わせたようなキャラクター。 『炎のゴブレット』では、ロンにハリーのサインを貰うよう約束する。 『不死鳥の騎士団』ではダンブルドア軍団にも参加し、『死の秘宝 PART2』ではホグワーツの戦いにも参戦する。 ジミー・ピークス(Jimmy Peakes) ハリーの3学年下の男子生徒。 ハリーが6年生のときに新しく入るビーター。 小柄だが胸ががっしりしている。 映画では『謎のプリンス』に登場。 リッチー・クート(Ritchie Coote) 演 - ハリーが6年生のときに新しく入るビーター。 容姿はひ弱そうだが、ブラッジャーの狙いが的確。 映画では『謎のプリンス』に登場。 ジェームズ・シリウス・ポッター(James Sirius Potter) 演 - ハリーとジニーの長男。 グリフィンドールの女子生徒 [ ] ハーマイオニー・グレンジャー(Hermione Granger) 演 - 日本語吹き替え - ハリーの親友となる人物。 栗色のふさふさの髪の毛の持ち主。 マグル出身の魔女だが、学年一の秀才。 親はふたりとも歯医者。 初めはハリーやロンとそりが合わなかったが、トロールに襲われているところをハリーとロンに助けられ親友となる。 第7巻の最終章である19年後では、ロン・ウィーズリーと結婚する。 パーバティ・パチルと仲がよく、ふたりでを信奉する。 ルーナ・ラブグッドのイヤリングを見て笑ったりするなど、少々軽はずみな面がある。 第6巻でロン・ウィーズリーと交際するが、ロンがハーマイオニーへの当てつけを目的としていたこともあり、ほどなく破局する。 ダンブルドア軍団のメンバーにもなり、第7巻終盤のホグワーツの戦いにも参加。 戦闘中、人狼のフェンリール・グレイバックに噛みつかれそうになるが、ハーマイオニーに助けられて生き残る。 映画では、『秘密の部屋』『アズカバンの囚人』『謎のプリンス』『死の秘宝 PART1』『死の秘宝 PART2』に登場。 原作では最後まで生き残るが、映画『死の秘宝 PART2』ではフェンリール・グレイバックに致命傷を負わされ死亡する。 黒い瞳と長い黒髪の持ち主で、非常に明るい性格。 インド系の名前であり、パーバティ(より正確には)は、に登場する女神の名前である。 レイブンクロー生のパドマ・パチルは双子の妹(一卵性双生児)であり、パドマとともにディーン・トーマスに「学年一の美少女」と評される。 ラベンダー・ブラウンと行動をともにすることが多い。 またの信奉者であり、ラベンダーとともに北塔を毎日のように訪れる。 また、ハリーに好意を抱き、第4巻では彼のパートナーとしてクリスマス・ダンスパーティに参加するが、ハリーがチョウ・チャンばかり気にしていたため、愛想を尽かす。 その後はダンブルドア軍団に参加するが、第6巻での襲撃を恐れた両親によって妹とともに実家に連れ戻される。 しかし、第7巻で妹とともにホグワーツに戻り、最終決戦に参戦する。 映画では、『アズカバンの囚人』から登場。 グリフィンドール代表チームのチェイサー(第1巻 - 第5巻)。 背が高くの黒人。 明るく快活な性格をしており、後輩に人気がある。 オリバー・ウッドの卒業後はキャプテンも兼任し、ウッドに負けないほどの熱意を示す。 ダンブルドア軍団のメンバーにもなり、第7巻終盤でのホグワーツ最終決戦にも参戦する。 フレッド・ウィーズリーに好意を抱くが、フレッドは第7巻終盤で戦死する。 物語終了後はジョージ・ウィーズリーと結婚し、フレッドとロクサーヌの二児をもうける。 グリフィンドール代表チームのチェイサー(第1巻 - 第5巻)。 なお、ハリーが入学する前年の時点では補欠だった。 ダンブルドア軍団のメンバーにもなり、第7巻終盤ではかつてのチームメイトとともにホグワーツの戦いに駆けつける。 グリフィンドール代表チームのチェイサー(第1巻 - 第6巻)。 ダンブルドア軍団のメンバーでもあり、第7巻終盤ではかつてのチームメイトとともにホグワーツの戦いに駆けつける。 6年生のとき、に「服従の呪文」をかけられて「呪いのネックレス」に触れ、一時的に聖マンゴ魔法疾患傷害病院に入院する。 デメルザ・ロビンズ(Demelza Robins) 演 - Katy Huxley-Golden ハリーが6年生のときに新しく入るチェイサー。 ブラッジャーを避けるのがうまい。 映画では『謎のプリンス』に登場。 本名は ジネブラ・モリー・ウィーズリー。 髪は赤毛で長い。 瞳はで、顔にはそばかすがある。 7人兄妹の末子であり、かつ唯一の女の子であることから、家族から大切にされていた。 子供あつかいされることもしばしばあるが、自己主張が強く、それに対して反発する。 また正義感も強く、ルーナをいじめる学生に対してしばしば注意をする。 6人の兄のなかでもとの影響を強く受けたようで、作中ではふたりと一緒になって騒ぐ場面が描かれている。 同学年のや、一学年上の、らと友人になる。 またクィディッチ用箒に乗って空を飛ぶのが好きで、幼いころ、兄の箒を拝借して空を飛んでいた。 そのためクィディッチが上手く、第5巻からはグリフィンドール代表チームのメンバーとして試合に出場する。 作中ではシーカー(ハリーの代役)とチェイサーを務めるが、本人はゴールで得点する方が好きだと語る。 ハリーに憧れ、兄のロンがハリーの親友になったことで身近に接するようになるが、ハリーのまえでは赤面して無口になることが多い。 しかしハーマイオニーの助言もあって「ほかの男子としばらくつきあって、ハリーにもっと自分らしいところを見せる」ことにし、次第にハリーのまえでも本来の自分を出せるようになる。 第2巻で、の策略により「」を手にし、日記に封じられたリドルの魂に操られて「秘密の部屋事件」を引き起こす。 しかし、秘密の部屋でハリーに救出され、真相が判明した結果、ジニーが罪に問われることはなく終わる。 第4巻では、三大魔法学校対抗試合の一環で行われたクリスマス・ダンスパーティで、生のと出会い、交際を始めるが、ほどなく破局する。 第6巻ではと交際を始めるが、これもほどなく破局する。 第7巻からハリーとの交際を始めるが、ヴォルデモートとの対決を決意したハリーから別れを切り出される。 その目的がヴォルデモートから自分を護るためであることを理解したジニーは、別れを承諾しハリーの決意を後押しする。 その後、がホグワーツ魔法魔術学校の校長に就任すると、やとともに抵抗運動を開始。 ホグワーツで行われた決戦にも参戦し、生き残る。 物語終了後は、ハリーと結婚し、ジェームス・シリウス、アルバス・セブルス、リリー・ルーナの2男1女を儲ける。 また、「日刊予言者新聞」のクィディッチ担当主席記者に就任する。 コウモリ鼻糞の呪いの達人で、スラグホーンにも評価される。 映画では馬の守護霊を呼び出し、加えて「粉々呪文」が得意のような描写がある。 ロミルダ・ベイン(Romilda Vane) 演 - 日本語吹き替え - ハリーの2学年下の女子生徒。 ハリーを有名人として追い回す女生徒グループの一員。 自己中心的で厚かましい性格から、ハリーには煙たがられる。 のなかで、ハリーがネビル・ロングボトムやルーナ・ラブグッドと一緒にいるのが気に食わず、ハリーを自分たちのコンパートメントに呼ぼうとするが失敗する。 その後もハリーに対して浮ついた好意を抱き続け、ウィーズリー・ウィザード・ウィーズから惚れ薬を購入し、それを混ぜたギリーウォーターを渡そうとするが、これもハリーに断られる。 しかし、別に用意していた惚れ薬入りの大鍋チョコレートを無理やりハリーに押し付けることには成功。 その後、チョコレートは部屋の隅に放置されるが、ロン・ウィーズリーが自身の誕生日にこのチョコレートを自分宛のプレゼントと勘違いして食べてしまい、一時ロミルダに夢中になる。 映画では『謎のプリンス』から全作に登場する。 ナタリー・マクドナルド(Natalie McDonald) ハリーの3学年下の女子生徒。 第4巻の組み分けの際に、名前のみ登場する。 彼女の名前は、病死したカナダ人のの少女の名前を元にしたものである。 ローズ・グレンジャー・ウィーズリー(Rose Granger-Weasley) 演 - ロンとハーマイオニーの娘。 アルバスとは同級生であり従兄妹でもある。 リリー・ルーナ・ポッター(Lily Luna Potter) 演 - ハリーとジニーの長女。 ジェームズとアルバスの妹。 「間違いなく純血の血筋」とされる「聖28一族」のひとつ、マクミラン家の出身。 第2巻ではハリーがであることから、ハリーがスリザリンの継承者ではないかと疑うが、のちにハーマイオニーがに襲われたことからハリーへの疑念を解き、謝罪する。 以降、所属寮は違うもののハリーたちの友人としてたびたび登場し、ダンブルドア軍団にも参加する。 第5巻でハンナ・アボットとともに監督生に就任する。 第7巻終盤ではホグワーツでの最終決戦に参戦し、ルーナ・ラブグッド、シェーマス・フィネガンとともに守護霊を作り出して、ハリーたちの窮地を救う。 映画では、『秘密の部屋』『炎のゴブレット』に登場。 ジャスティン・フィンチ=フレッチリー(Justin Finch-Fletchley) 演 - 日本語吹き替え - ハリーと同学年の男子生徒。 マグル生まれで、当初に行くことが決まっていたが、ホグワーツ校に入学する。 第2巻で「ほとんど首無しニック」を通してを見たために石にされる。 第5巻ではダンブルドア軍団に参加する。 映画では、『秘密の部屋』に登場。 ザカリアス・スミス(Zacharias Smith) 演 - ハリーと同学年の男子生徒。 棘がある言動が目立ち、そのため、周囲に嫌われている。 第6巻では寮対抗クィディッチ試合の実況をするが、このとき、グリフィンドールを馬鹿にした実況をしたため、激怒したジニーの体当たりを喰らい、失神させられる。 第5巻ではダンブルドア軍団に参加するが、リーダーのハリーとは仲違いする。 第7巻終盤では、ホグワーツの戦いには参加せず逃げ出す。 スラグホーンによって「スラグ・クラブ」に招かれるが、彼がどのような縁で呼ばれたのかは不明。 映画では、『不死鳥の騎士団』に登場。 セドリック・ディゴリー(Cedric Diggory) 演 - 日本語吹き替え - (映画版)、(ゲーム版) ハリーの2学年上の男子生徒。 瞳の色は灰色。 背が高くハンサムである。 温和で思慮深い性格。 第3巻ではクィディッチ寮代表チームのシーカーとキャプテンを兼任し、グリフィンドール代表チームとの試合では勝利を収めるが、フェアな精神も持ち合わせており、ハリーがのせいで箒から落ちたためだったと知った際には、試合のやり直しを望む。 第4巻ではハリー、、とともに「三大魔法学校対抗試合」の代表選手となり、大多数の生徒からハリーが不正をしたと誹謗中傷されるなかで、ハリーを庇う数少ない一人。 ハリーはセドリックがクリスマス・ダンスパーティーでチョウ・チャンをパートナーにしたことから嫉妬心を抱くが、セドリックのほうはつねにハリーに好意的である。 第三の課題でハリーと同時に優勝杯に触れるが、優勝杯はの手で「移動キー」に変えられており、ハリーとともにに飛ばされ、そこでの側にいたが放った「死の呪文」によって殺害される。 その後、ハリーととの決闘において霊魂の状態で一時的に現れ、ハリーに自分の亡骸を持ち帰るよう依頼し、ハリーはこれにこたえる。 映画では、『炎のゴブレット』『不死鳥の騎士団』に登場。 テディ・リーマス・ルーピン(Teddy Remus Lupin) 演 - リーマスとニンファドーラの息子。 映画では『死の秘宝 PART2』に登場する予定だったが、出演シーンをカットされた。 ハッフルパフの女子生徒 [ ] ハンナ・アボット(Hannah Abbott) 演 - ハリーと同学年の女子生徒。 長い金髪を三つ編みにしていて、ルームメイトのスーザン・ボーンズとは外見上の類似点がある。 「間違いなく純血の血筋」とされる「聖28一族」のひとつ、アボット家出身。 家族構成は明らかになっていないが、第6巻で母親がに殺害される。 第5巻で監督生になるが、デリケートな性格であり、O. Lでは試験勉強のプレッシャーに耐えられず泣き言をもらす。 スーザン、アーニー・マクミラン、ジャスティン・フィンチ=フレッチリーと仲がよく、ともにダンブルドア軍団に参加する。 また寮は違うが、ハーマイオニー・グレンジャーとも交流がある。 第7巻終盤でのホグワーツの戦いにも加わる。 物語終了後はネビル・ロングボトムと結婚し、トムの引退した後のパブ・を継ぐ。 映画では『秘密の部屋』『炎のゴブレット』『死の秘宝 PART 2』に登場。 スーザン・ボーンズ(Susan Bones) 演 - ハリーと同学年の女子生徒。 長い金髪を三つ編みにしていて、ルームメイトのハンナ・アボットとは外見上の類似点がある。 の魔法法執行部部長、を叔母に持つ。 叔父のはの創設メンバーだったが、に家族もろとも殺害される。 アメリアも第6巻で殺害され、の脅威を身近に感じる。 同寮のハンナ、アーニー・マクミラン、ジャスティン・フィンチ=フレッチリーと仲がよく、一緒にダンブルドア軍団に参加する。 第7巻終盤のホグワーツの戦いにも加わる。 映画では、『賢者の石』『秘密の部屋』に登場。 エロイーズ・ミジョン(Eloise Midgen) 演 - サマンサ・クリンチ ハリーと同学年の女子生徒。 作中で名前がたびたび登場する。 相当不器量なうえに、だらけで、にきびの除去のために呪いをかけた結果、鼻がもげたり、付け直した鼻がまっすぐについていなかったりと、容姿に関して散々な描写がなされている。 このことから、容姿に関する比喩として彼女の名前がたびたび引き合いに出される。 ハーマイオニーによれば、性格はとても良いようである。 第6巻での襲撃を恐れた父親に連れられ、ホグワーツを去る。 映画では『炎のゴブレット』に登場。 リーアン(Leanne) 演 - 日本語吹き替え - 女子生徒(学年不明)。 ケイティ・ベルの友人で、第6巻では呪いのかけられたネックレスを手にしたケイティに、ネックレスを手放すよう説得する。 映画では『謎のプリンス』から登場。 レイブンクロー生 [ ] レイブンクローの男子生徒 [ ] アンソニー・ゴールドスタイン(Anthony Goldstein) ハリーと同学年の男子生徒。 第5巻で、パドマとともにレイブンクロー寮の監督生となる。 ダンブルドア軍団のメンバーとなり、第7巻終盤ではホグワーツの戦いに加わる。 マイケル・コーナー(Michael Corner) 演 - ライアン・ネルソン ハリーと同学年の男子生徒。 寮対抗クィディッチ試合のレイブンクロー代表チームのメンバー。 第5巻でジニーと交際するが破局、のちにチョウと交際する。 ダンブルドア軍団のメンバーとなり、第7巻終盤ではホグワーツの戦いに加わる。 映画では、『不死鳥の騎士団』に登場。 テリー・ブート(Terry Boot) ハリーと同学年の男子生徒。 ダンブルドア軍団のメンバーとなり、第7巻終盤ではホグワーツの戦いに加わる。 マーカス・ベルビィ(Marcus Belby) 演 - () 日本語吹き替え - ハリーの1学年上の男子生徒。 第6巻ではに乗車中、スラグホーンに呼ばれるが、この際に雉肉が喉に詰まって死にかける。 映画では『謎のプリンス』に登場。 ロジャー・デイビース(Roger Davies) 演 - ヘンリー・ロイド=ヒューズ 男子生徒(学年不明)。 寮対抗クィディッチ試合のレイブンクロー代表チームのキャプテン(第4巻時点)。 第4巻のクリスマス・ダンスパーティではのパートナーを務める。 映画では『炎のゴブレット』に登場。 レイブンクローの女子生徒 [ ] パドマ・パチル(Padma Patil) 演 - 日本語吹き替え - ハリーと同学年の女子生徒。 パーバティ・パチルの双子の妹。 名前はインド系であり、パドマ(より正確にはパドマー)は、での女神・の異名のひとつである。 姉と同じく黒い瞳と長い黒髪を持ち、ディーン・トーマスには姉とともに「学年一の美少女」と評される。 第4巻ではロン・ウィーズリーのパートナーとしてクリスマス・ダンスパーティに参加するが、彼がハーマイオニー・グレンジャーばかり気にするので愛想を尽かす。 第5巻では寮の監督生に就任し、ダンブルドア軍団にも参加するが、第6巻での襲撃を恐れた親によって、姉とともに実家に連れ戻される。 しかし第7巻終盤では姉とともにホグワーツに戻り、戦いに加わる。 映画では『炎のゴブレット』から登場。 原作と異なり、生として描かれている。 ペネロピー・クリアウォーター(Penelope Clearwater) 演 - ハリーの4学年上の女子生徒で、監督生。 長い巻き毛の持ち主。 マグル生まれであり、そのため第2巻ではに狙われるが、ハーマイオニー・グレンジャーの指示によって石にされるだけで済む。 その後ジニー・ウィーズリーから、パーシー・ウィーズリーと付き合っていることが明らかにされる。 第3巻でもパーシーとの交際は続いており、寮対抗クィディッチ試合(グリフィンドール対レイブンクロー戦)についてパーシーと賭けをする場面がある。 その後の消息は描かれていないが、第7巻後半では人さらいの尋問を受けたハーマイオニーが、捕縛を逃れるためペネロピーの名を使う。 映画では『秘密の部屋』に登場。 チョウ・チャン(Cho Chang) 演 - 日本語吹き替え - ハリーの1学年上の女子生徒。 中国語版での表記は「秋・張」となっている。 艶やかな黒髪の美少女で、真面目で思慮深い性格。 ハリーが初めてのキスを交わすこととなる相手でもある。 寮対抗クィディッチの試合ではレイブンクロー代表チームのシーカーを務めるが、怪我をしていたこともあり、ハリーは3年生のときに初めて彼女と顔を合わせ、一目惚れする。 第4巻ではハリーはチョウに夢中になっており、クリスマス・ダンスパーティーでも彼女をパートナーに誘うが、セドリック・ディゴリーが先に誘っていたために断られる。 その後ハリーはセドリックに嫉妬するようになるが、セドリックは第4巻終盤、に殺害される。 第5巻ではダンブルドア軍団に参加してハリーとの交流を深め、ふたりは恋人として交際を開始する。 最初こそ関係は良好だが、チョウはハリーがハーマイオニー・グレンジャーと親しいのが気に入らず、さらにチョウの友人であるマリエッタ・エッジコムがダンブルドア軍団のことをに密告したために、二人は決裂する。 その後、チョウは寮対抗クィデッチ試合のレイブンクロー代表チームメンバー、マイケル・コーナーと付き合うようになる。 第7巻でのホグワーツの戦いにも加わる。 卒業後はマグルの男性と結婚する。 映画では、『炎のゴブレット』から登場。 『不死鳥の騎士団』では、チョウがアンブリッジの尋問の際に真実薬を使用され、そのためにダンブルドア軍団の存在が露見し、それが原因でハリーと別れることになる。 マリエッタ・エッジコム(Marietta Edgecombe) ハリーの1学年上の女子生徒。 チョウの友人。 赤みがかったブロンドの巻き毛。 チョウ・チャンの友人で、第5巻ではチョウとともにダンブルドア軍団に参加するが、本人はあまり乗り気ではなく、さらに母親がに勤務していることもあって、教育令違反となった軍団の存在をドローレス・アンブリッジに密告する。 そのため、メンバー全員が署名した羊皮紙にハーマイオニー・グレンジャーがかけた呪いが発動し、顔に「密告者」の文字の形の腫れ物ができる。 この呪いはかなり強力らしく、第6巻では厚化粧をしても隠しきれていない。 この事件がきっかけで、マリエッタはハリーたち3人に嫌悪され、軽蔑されるようになる。 映画には未登場。 ルーナ・ラブグッド(Luna Lovegood) 映画『死の秘宝』撮影中のイヴァナ・リンチ(2009年、 ()) 演 - 日本語吹き替え - ハリーの1学年下の女子生徒。 髪はダーク・ブロンドで、腰まで伸びている。 眉毛は薄く、瞳は銀色で大きい。 左耳の後ろに杖を挟むことが多い。 また、バタービールのコルクで作ったネックレス、オレンジ色のラディッシュに似たイヤリング、生きた獅子の帽子など、一風変わった装飾品を身につけている。 父親は「ザ・クィブラー」の編集長である。 父親のおかしな考えを真に受けて信じているため、現実主義者のハーマイオニー・グレンジャーとは考えが食い違うことが多い。 レイブンクローに所属しているが、知性や理論を重視するレイブンクロー生とは違い、空想的でマイペースな性格である。 そのため、周囲には変人扱いされることが多く、いじめに遭うこともあるが、本人はあまり気にしていない。 その反面、人が言いにくい真実を言い当てることもある。 父は魔法使いのジャーナリストである、母は魔女のパンドラ・ラブグッド。 幼少の頃に母パンドラが魔法実験の失敗によって死亡したことから、ハリーとは共通点があり、が亡くなったときはハリーを慰める。 論理的思考を重視するハーマイオニーとは考えが噛み合わないが、のちに互いの考えを尊重し合うようになる。 またクィディッチの試合を観戦することも好きなようで、第6巻では寮対抗試合の実況もする。 ジニーとは友人で、のちにハリー、ロン、ハーマイオニー、ネビルなど生と親しくなり、クィディッチの寮対抗試合ではグリフィンドール側の応援席でグリフィンドールチームを応援する場面がある。 第6巻でダンブルドア軍団の招集に即座に反応するなど、他人との交流を求める寂しがり屋の一面も少なからず見られる。 第7巻でルーナの部屋についての描写があるが、ルーナは天井にハリー、ロン、ハーマイオニー、ジニー、ネビルの5人の友人の絵を描いている。 第5巻で、友人のジニーの紹介でハリー、ロン、ハーマイオニー、ネビルと知り合い、友人となる。 にも参加し、6月にはハリーたちとに乗り込み、と戦闘になるも生還する。 第6巻ではハリーとともにクリスマスパーティに出席する。 6月にはダンブルドア軍団の招集に応じ、ホグワーツ城で死喰い人と戦う。 第7巻ではネビルやジニーらとともに死喰い人への抵抗運動を開始し、3人でを校長室から盗み出すなど、抵抗運動の中核的存在となる。 同年12月、「ザ・クィブラー」を通じてハリーを擁護していた父ゼノフィリウスを翻意させる目的から、誘拐されてマルフォイ邸の地下牢に監禁される。 しかし同じく闇の陣営に捕まったハリーを助けに現れたによって救出され、の家に匿われる。 ホグワーツの戦いにも参加し、生き残る。 物語終了後は、魔法生物学者となり、多くの新種の動物を発見・分類する。 ただし、ずっと探していた「しわしわ角スノーカック」は見つけることができず、父がでっち上げた架空生物と認めざるを得なくなった。 また、「」の著者、の孫で、魔法生物学者であると結婚し、双子の男児ローカンとライサンダーをもうける。 映画では、守護霊がウサギとして描かれている。 小説でも守護霊を呼び出す場面はあるが、守護霊の形までは言及されていない。 また、ネビルとの恋愛関係を暗示するような描写もある。 アマンダ(Amanda) 英語版では名前がついている、ハリーと同学年の女生徒。 赤味がかった茶髪で目の彫りが深い。 飛行訓練ではシェーマスの横 奥側 に立っている。 マダム・フーチに名指しで挨拶される。 スリザリン生 [ ] スリザリンの男子生徒 [ ] ドラコ・マルフォイ(Draco Malfoy) 演 - 日本語吹き替え - (映画版)、(ゲーム版) ハリーと同学年の男子生徒で、ハリーのライバル的存在となる。 純血の名家の子息。 父は死喰い人の、母はブラック家出身の。 ファーストネームの「ドラコ」は、でスリザリン寮のシンボルである蛇を意味する。 全体的に父に似ており、顔は青白く、顎が尖っている。 瞳の色は薄いグレー。 ただし髪は父と違い、プラチナブロンドである。 純血主義者で、誇り高くつねに偉そうな態度を取り、自身に逆らう者に対しては目上の者であっても、卑怯な手段を用いてでも貶めようとする。 両親には溺愛されており、自身も両親を侮辱する者に対してはあからさまな敵意を見せる。 ホグワーツ魔法魔術学校に入学、スリザリン寮生となる。 入学直前、の中でハリーと2度目の対面を果たすが、このときハリーが自分に従わなかったため、以後ハリーを敵視する。 ハリーのほうも第1巻では「ダドリーより嫌な奴」と評する。 ハリーが友人に選んだロンやハーマイオニーとも敵対関係となり、とくにロンとは親同士が犬猿の仲であることもあり仲が悪く、ハーマイオニーに対してはマグル生まれであることから「穢れた血」とたびたび侮蔑する。 第2巻ではスリザリン寮の代表チームのシーカーとなる。 このときハリーたち3人に「代々スリザリンの家系」であるという根拠から、「スリザリンの継承者」ではないかと疑われるが、当人は異なる。 第5巻からはスリザリン寮の監督生に就任。 さらにが校長を自称すると「尋問官親衛隊」の一員に選ばれ、監督生をも上回る権限で他の寮の生徒に嫌がらせを行なう。 しかし、アンブリッジの失脚にともない解任される。 第6巻では、父ルシウスの失敗の埋め合わせとして、から見習いに任命され、の殺害を命じられる。 幾度となく失敗するが、最終的に「姿をくらますキャビネット棚」を修理し、死喰い人をホグワーツ城内に引き入れることに成功する。 その後、ドラコの代わりにがダンブルドアを殺害すると、死喰い人たちとともにホグワーツから逃亡する。 第7巻ではマルフォイ邸で人さらいに捕らえられたハリーたちと再会。 戦闘が起こるが、この時ハリーに自身の杖を奪われる。 ホグワーツの戦いでは、分霊箱を探すハリーとロンとハーマイオニーの邪魔をするためにホグワーツに残り、、とともに「必要の部屋」で対峙するが、クラッブが放った「悪霊の火」によって命の危機に陥り、ハリーたちに助けられて「必要の部屋」から脱出する。 に加わることはないが、闇の陣営側として誰かを傷つけることもなく終わる。 第6巻終盤で、ニワトコの杖を持っていたダンブルドアを武装解除したため、第7巻でハリーに自身の杖を奪われるまでの忠誠心を得ていた。 第1巻での血を啜るヴォルデモートを見て逃げ出したり、第3巻にてハーマイオニーの杖を首にあてられ悲鳴を上げたり、悪霊の火で満ちた必要の部屋から即刻逃げ出すなど、臆病な一面があるように見えるが、ホグワーツ特急内にて、透明マントで身を隠し話を盗み聞きするハリーを見破り大胆に呪文をかけたり、の殺害という任務をみずからの手で遂行しようとするなど、勇敢さ、才能、責任感も持ち合わせている。 6年生時にO. Lで規定以上の成績を取らないと履修が認められない「魔法薬学」と「変身術」を履修していることから、これらの科目は成績が良いようである。 作者のローリングはインタビュー [ ]でドラコについて「閉心術の才能を秘めている」と述べており、第6巻ではスネイプに対して閉心術を使用し、成功させる。 監督生やクィディッチのシーカーに選ばれたり、透明マントで身を隠していたハリーを見破ったり、モンタギューの事故から死喰い人をホグワーツに引き込む方法を考案したり、必要の部屋を有効活用するといった、優れた実力を持つ。 じつはドラコはハリー、ロンとは親戚の間柄である。 母はブラック家の出身で、ハリーの名付け親で後見人のは彼の叔父であり、ハリー自身もハリーの祖先であるドレア・ポッターがブラック家の出身であるため、ブラック家の血を継いでいる。 また、ロンの祖母であるセドレーラ・ウィーズリーもブラック家の出身である。 このため、ドラコはウィーズリー家やポッター家とは血縁関係にあり、ロンと結婚しみずからが「穢れた血」と侮辱していたハーマイオニーやハリーとジニーの子であるアルバス・ポッターたち、ハーマイオニーとロンとの子供たちなどもドラコの親族ということになる。 ホグワーツでは、クラッブやゴイルを従えて行動することが多い。 3人の親はいずれも死喰い人であり、親同士の力関係が反映された関係ではあるが、ドラコはそれなりに2人のことを大事に思っているふしがある。 第7巻では自身も危険だったにもかかわらずゴイルを見捨てようとせず、また「必要の部屋」から脱出に成功した際も、生死不明のクラッブに呼びかける。 父の旧友スネイプが担当していた「魔法薬学」の授業では優遇される。 ドラコもスネイプに敬意を表し、信頼するが、第6巻では心を閉ざす。 これは伯母からスネイプへの疑惑を吹き込まれたこともあるが、第7巻ではスネイプがダンブルドアに「(ドラコは)ルシウスの座を私が奪った、と考えているのです」と発言する場面があり、この変化にも死喰い人の力関係が影響していたと考えられる。 自身の宿敵・ハリーがグリフィンドールチームのシーカーに選ばれるのは、皮肉にもドラコがきっかけである。 1年時に飛行術の授業中、が箒から落下して落とした水晶玉を拾い奪おうとした際、それを取り返そうとするハリーと一触即発になり、水晶玉を遠くへ投げるが、ハリーはその水晶玉を箒で追いかけ取り戻す。 その一部始終を見ていたがハリーのクィディッチの才能を感じ取り、それをきっかけにハリーはグリフィンドールチームのシーカーに選出される。 第7巻の終章(時点)では、ハリー、ロン、ハーマイオニーとに対し、素気ないながらも頭を下げて挨拶する場面がある。 物語終了後は、同級生のの妹と結婚し、息子を授かる。 なおアステリアは、スコーピウスの在学中に病気で死亡した。 映画では、闇の印が刻まれている(小説では死喰い人見習いだったため、左腕に闇の印が刻まれているかは不明)。 ビンセント・クラッブ(Vincent Crabbe) 演 - 日本語吹き替え - ハリーと同学年の男子生徒。 純血の魔法族クラッブ家の出身。 やや肥満気味の巨漢で、低い鼻と鍋底カットの髪型が特徴。 ゴイルとともにドラコに従って行動することが多い。 ハリーは「知能はトロール以下」と評し、第2巻ではゴイルとともに、眠り薬が仕込まれたケーキを拾い食いして眠り込む。 第7巻終盤では、ドラコやゴイルとともに「」でレイブンクローの髪飾りを探していたハリーたちを襲撃する。 ドラコの制止も聞かずにハリーたちを殺そうとし、最後は「」を繰り出すが、カローが止め方を教えている際説明を聞いていなかったため止めることができず、その炎に自分自身が巻き込まれ死亡する。 なお、結果的にはこの「悪霊の火」が髪飾りを破壊するかたちとなる。 映画では『賢者の石』から登場。 『死の秘宝』2部作には登場せず 、ドラコは代わりにブレーズ・ザビニを従えており、「悪霊の火」などの役目はゴイルが担う。 クラッブとともにドラコ・マルフォイに従って行動することが多い。 やや肥満気味の巨体の持ち主で、ゴリラのような長い腕と短く刈り込んだ髪型が特徴。 クラッブより背が低い。 クラッブと同じくハリーに「知能はトロール以下」と評される。 第7巻終盤では、ドラコやクラッブとともに「」でレイブンクローの髪飾りを探していたハリーたちを襲撃するが、ハーマイオニーの失神呪文を浴びて気絶する。 クラッブが「悪霊の火」を放ったあとは、箒に乗ったロンとハーマイオニーによって気を失ったまま「必要の部屋」から運び出される。 その後の消息は不明。 映画では、『賢者の石』から登場。 『死の秘宝 PART2』では、クラッブの代わりに「悪霊の火」を放つが、やはり使いこなせず、脱出の際に部屋の山から手を滑らせて死亡する。 セオドール・ノット(Theodore Nott) ハリーと同学年の男子生徒。 やもめで高齢のを父に持ち、自身も純血主義者である。 「間違いなく純血の血筋」とされる「聖28一族」の一つ、ノット家の出身。 内気でやや一匹狼的な性格だが、非常に賢い。 同じく死喰い人を父に持つドラコ・マルフォイらと交流があり、ドラコとは対等の立場で付き合っている。 誰かの死を目撃したことがあるらしく、を見ることができる。 第8巻では、全て破壊されたはずの逆転時計を押収され、結果として新たな事件の引き金となる。 映画には未登場。 ブレーズ・ザビニ(Blaise Zabini) 演 - 日本語吹き替え - ハリーと同学年の男子生徒。 高慢な風貌をした黒人。 母は美人で有名で、現在は母と2人暮らし。 父親は7人いたが全員亡くなっており、そのたびに保険金が転がり込んだため、金持ちである。 同寮のドラコとは、その父ルシウスが逮捕されたことを揶揄するなど、微妙な関係にある。 作中では、些細なことからゴイルと足を蹴り合う場面もある。 映画では『謎のプリンス』と『死の秘宝 PART2』に登場。 『死の秘宝 PART2』ではクラッブに代わり、ドラコやゴイルとともに「必要の部屋」でハリーたちと戦う。 マーカス・フリント(Marcus Flint) 演 - 日本語吹き替え - ハリーの4学年上の男子生徒。 「間違いなく純血の血筋」とされる「聖28一族」のひとつ、フリント家の出身。 第3巻までは、クィディッチスリザリン代表チームのチェイサー兼キャプテンであり、試合中には卑怯な手段に出ることも多い。 映画では、『賢者の石』と『秘密の部屋』に登場。 グラハム・モンタギュー(Graham Montague) ハリーの2学年上の男子生徒。 スリザリン代表チームのチェイサー(第1巻 - 第5巻)。 ダドリー系の体型をしている。 フリント卒業後はキャプテンも兼任し、さらに尋問官親衛隊のメンバーにも選ばれる。 フレッドとジョージとは犬猿の仲らしく、彼等から寮の得点を減らそうとするが、逆に壊れた姿をくらますキャビネットに押し込められ、トイレに詰まる羽目になる。 皮肉にもこの事件がきっかけで、ドラコが死喰い人をホグワーツに手引きする手段を思いつくことになる。 エイドリアン・ピュシー(Adrian Pucey) 演 - スリザリン代表チームのチェイサー。 映画では『賢者の石』『秘密の部屋』に登場。 カシウス・ワリントン(Cassius Warrington) 演 - Ashley Hull スリザリン代表チームのチェイサー。 大柄なナマケモノのような容姿をしている。 第5巻では尋問官親衛隊のメンバーに選ばれる。 映画では『不死鳥の騎士団』に登場。 スリザリン代表チームのビーター(第1巻 - 第4巻)。 第5巻ではアリシアに毛生え呪文をかける。 何十人もの証人がいるにもかかわらず、スネイプは彼の悪事をかたくなに否定する。 映画では『賢者の石』『秘密の部屋』に登場。 テレンス・ヒッグス(Terence Higgs) 演 - 第1巻で、シーカーを務めるスリザリン代表チームのメンバー。 第2巻でドラコがシーカーに就任してからの、その後の足取りは描かれていない。 映画では『賢者の石』に登場。 ウルクハート(Urquhart) 第6巻で、新しくキャプテンに就任するスリザリン代表チームのチェイサー。 ベイジー(Vaisey) 第6巻で、新しく入るスリザリン代表チームのチェイサーで、チームの得点王。 グリフィンドール戦では、ブラッジャーを受け欠場する。 ハーパー(Harper) ハリーの1学年下の男子生徒。 第6巻で、グリフィンドール戦を欠場したドラコの代役として出場するシーカー。 ジニーは「バカ」と評する。 アルバス・セブルス・ポッター(Albus Severus Potter) 演 - ハリーとジニーの次男。 スコーピウス・ヒュペリオン・マルフォイ(Scorpius Malfoy) 演 - ドラコとアステリアの息子。 「間違いなく純血の血筋」とされる「聖28一族」のひとつ、パーキンソン家の出身。 のような顔をしており、高い声で話す。 ハーマイオニーとは敵対関係となり、ハーマイオニーには「いかれた牝牛」「脳震盪をおこしたトロールより馬鹿なのに、どうして監督生になれたのか」などと評される。 一方でパンジーも、第4巻でハーマイオニーについて「あの子、ブスよ」「頭でっかち」「愛の妙薬を使った」などと発言する。 第5巻からは、ドラコとともにスリザリン寮の監督生に就任する。 第7巻終盤では、大広間で生徒たちを避難させる説明の最中にホグワーツ周辺に響き渡ったの声に真っ先に反応し、ハリーを捕まえるよう叫ぶが、に一喝され、とともに最初に退出させられる。 ミリセント・ブルストロード(Millicent Bulstrode) 演 - ヘレン・スチュアート ハリーと同学年の女子生徒。 「間違いなく純血の血筋」とされる「聖28一族」のひとつ、ブルストロード家の出身。 第2巻では、決闘クラブでハーマイオニーの対戦相手を務め、掴み合いの喧嘩にまで発展する。 その際、ハーマイオニーが彼女の毛を入手し、ポリジュース薬に使用するが、その毛は彼女が飼っている猫の毛だった。 映画では『秘密の部屋』に登場。 ダフネ・グリーングラス(Daphne Greengrass) ハリーと同学年の女子生徒。 「間違いなく純血の血筋」とされる「聖28一族」のひとつ、グリーングラス家の出身。 アステリア・グリーングラスの姉。 アステリア・グリーングラス(Astoria Greengrass) 演 - 女子生徒(学年不明)。 ダフネ・グリーングラスの妹。 のちにドラコ・マルフォイの妻となる。 「間違いなく純血の血筋」とされる「聖28一族」のひとつ、グリーングラス家の出身だが、差別思想を脱した人物だったため、その後のマルフォイ家の集まりはしばしば緊張を孕んだものとなる。 フローラ・カロー、ヘスティア・カロー(Flora Carrow & Hestia Carrow) 演 - (フローラ)、(ヘスティア) 女子生徒(学年不明)。 映画にのみ登場し、『謎のプリンス』、『死の秘宝 PART2』に登場。 「間違いなく純血の血筋」とされる「聖28一族」のひとつ、カロー家の出身と 思われる [ ]。 双子の姉妹で、スラグ・クラブに参加する。 アルバスとスコーピウスが三校対抗試合第二の課題に干渉したことにより変更された世界では、スコーピウスに好意を寄せていることが判明する。 ヤン・フレドリックス(Yann Fredericks) アルバスやスコーピウスの同級生。 カール・ジェンキンズ(Karl Jenkins) アルバスやスコーピウスの同級生。 過去に所属した生徒 [ ] 過去のグリフィンドール生 [ ]• 過去のハッフルパフ生 [ ]• 過去のレイブンクロー生 [ ]• (嘆きのマートル)• 過去のスリザリン生 [ ]• (ヴォルデモート)• 7年前の生徒 [ ] スマートフォン用ゲーム『 ()』における生徒。 一部は原作にも卒業後の姿で登場する。 『ホグワーツの謎』の主人公 性別・所属寮は自由に選択可能。 行方不明になった兄を探している。 原作の登場人物ではチャーリー・ウィーズリーやニンファドーラ・トンクスと同期。 ジェイコブ 主人公の兄。 秘密の呪われた部屋を探そうとして校則を犯したことでホグワーツを退学処分となり、行方不明となっている。 ローワン・カナ 主人公の同級生で友人。 性別・所属寮は主人公と同じ。 本を読むのが好きで、ホグワーツ史上最年少の先生になることを目指している。 グリフィンドール生(7年前) [ ] ベン・コッパー 主人公の同級生の男子生徒。 マグル生まれで臆病な性格だが、呪文の才能がある。 ジェイ・キム 主人公の同級生の男子生徒。 よく校内への持ち込み禁止アイテムをノクターン横丁で仕入れる、規則破りの常習犯。 アンジェリカ・コール 主人公が1年生のときの監督生で、4学年上の女子生徒。 ビル・ウィーズリー 詳細は「」を参照 レイブンクロー生(7年前) [ ] チューリップ・カラス 主人公の同級生の女子生徒。 規則破りの変わり者で、ニンファドーラと仲が良い。 デニスという名前のカエルを飼っている。 アンドレ・エグウ 主人公の同級生の男子生徒。 ファッションコーディネートが得意で、主人公たちの衣装をデザインする。 バディーア・アリ 主人公の同級生の女子生徒。 絵画を描くのが得意で、魔法界の芸術に詳しい。 タルボット・ウィンガー 学年は不明。 鷹の動物もどきの男子生徒。 チェスター・デイビース 主人公が1年生のときの監督生で、4学年上の男子生徒。 スリザリン生(7年前) [ ] メルーラ・スナイド 主人公の同級生の女子生徒。 「ホグワーツ最強の魔女」を自称し、主人公や周りにたびたび嫌がらせを仕掛ける。 性格は傲慢で高飛車だが、何かと主人公のことを気にかける。 両親は死喰い人であり、アズカバンに投獄中。 バーナビー・リー 主人公の同級生の男子生徒。 学年で一番強い魔法使いと言われるが、反面頭はトロール並に悪い。 当初は主人公と敵対するが、決闘のすえ仲間になる。 リズ・タトル 主人公の同級生の女子生徒。 魔法生物が好きで、有名な魔法生物学者になることを目指している。 イスメルダ・マーク 主人公の同級生の女子生徒。 メルーラ・バーナビーと行動をともにしている。 攻撃的な思考の持ち主で、主人公に磔の呪文をかけてやりたいと発言する。 フェリックス・ロジエール 主人公が1年生のときの監督生で、4学年上の男子生徒。 「人並みでいることに興味はない、優秀であることに意味がある」という思想の持ち主。 父親は死喰い人。 監督生 [ ] 5年生以上は、監督生(寮長)となる義務および資格が出来る。 人数は各寮ごとに男女1名ずつ。 監督生に選ばれた生徒は、特別な事情がない限り、卒業まで継続して監督生を務めることになる。 寮生の模範となり、下級生や他の寮生を指導する。 必要ならば、監督生以外の生徒に罰則を与えることもできる。 ホグワーツ特急の通路の巡回や、1年生の案内なども務める。 選定基準は明確でないが、成績優秀な模範生が選ばれる傾向にあり、校長が最終決定権を持つようである。 歴代監督生 [ ] グリフィンドール寮• 男子:アルバス・ダンブルドア(1896)、リーマス・ルーピン(1975)、ビル・ウィーズリー(1986)、チャーリー・ウィーズリー(1988)、パーシー・ウィーズリー(1991)、ロン・ウィーズリー(1995)• 女子:ミネルバ・マクゴナガル(1951)、アンジェリカ・コール(1984)、ハーマイオニー・グレンジャー(1995) ハッフルパフ寮• 男子:セドリック・ディゴリー(1993)、アーニー・マクミラン(1995)• 女子:ジェーン・コート(1984)、ハンナ・アボット(1995) レイブンクロー寮• 男子:チェスター・デイビース(1984)、アンソニー・ゴールドスタイン(1995)• 女子:ペネロピー・クリアウォーター(1991)、パドマ・パチル(1995) スリザリン寮• 男子:トム・リドル(1942)、ルシウス・マルフォイ(1969または1970)、フェリックス・ロジエール(1984)、ドラコ・マルフォイ(1995)• 女子:パンジー・パーキンソン(1995) 首席 [ ] 7年生になると、学年で男女1名ずつが選ばれる。 歴代首席 [ ] ()内は選定年• 男子:アルバス・ダンブルドア(1898)、トム・リドル(1944)、ジェームズ・ポッター(1977)、ビル・ウィーズリー(1988)、パーシー・ウィーズリー(1993)、テディ・リーマス・ルーピン(2015)• 女子:ミネルバ・マクゴナガル(1953)、リリー・エバンズ(1977) ダンブルドア軍団 [ ] 第5巻では、魔法省から派遣され、「闇の魔術に対抗する防衛術」教授に就任したドローレス・アンブリッジが、生徒に実技を教えないという授業を展開したため、ハーマイオニーが一部の生徒たちを集め、生徒のみで実技的な「闇の魔術に対抗する防衛術」を学ぶために結成する、生徒たちによる自治組織。 それまでに4回ヴォルデモートの手から逃れ、闇の魔術に対する防衛術のエキスパートとなっていたハリーをリーダーとし、彼を教師として彼から防衛術を学ぶ。 提案者であるハーマイオニーが司会として組織を切り盛りする。 名称 [ ] 2回目の会合で、ハーマイオニーが組織の名称を決めることを提案。 反アンブリッジ同盟(Anti-Umbridge League) -• 魔法省はみんな間抜け(MMM、Ministry of Magic are Morons Group) - 等の案が出るが、名前から活動内容が露呈するようでは安心できないとして却下される。 そこでが「防衛協会(Defense Association)」を提案し、そのイニシャル・ DAが「ダンブルドア軍団(Dumbledore's Army)」の略にもなることに気づいたの一言で、「ダンブルドア軍団」が正式名称に決まる。 こうした経緯から「DA」と略して呼ばれることも多い。 は第6巻で死亡するが、その後も組織の名称は変わらない。 活動日時 [ ] 基本的に週1回のペースで会合は行われる。 メンバーには、スリザリン寮を除く各寮の代表チームのメンバーも在籍し、その練習との関係上、決まった曜日に会合を開くことは不可能だった。 しかし、これが逆にアンブリッジ側に活動スケジュールを読まれることを防ぐことにもなるため、あえて状況を改善することはせず、結果、会合が長く続く要因ともなる。 当初、会合の日時は口で伝えるが、5回目からは偽のガリオン金貨を通じて伝達を行なう。 この偽金貨はハーマイオニーによって「変幻自在術」がかけられていて、ハリーが会合の日時を決め、偽金貨の縁に刻まれた数字を変化させると、ほかの金貨も自動的に変化し、金貨の数字が変化すると金貨自身が加熱し、メンバーが気付くという仕組みになっている。 この仕組みは、がを招集するときの仕組みをハーマイオニーが応用したものである。 活動場所 [ ] 会合を行うに当たって、• 教授陣(特にアンブリッジ)に見つからない• 28人(のちに29人)が収容できる広さを持つ• 呪文が飛び交っても差し支えない などの条件を満たす場所はなかなか見つからなかったが、(映画ではネビル・ロングボトムが偶然発見)の情報提供により、2回目以降「」で会合が行われるようになる。 会合を行うとき、部屋のなかは地下牢教室のように薄暗く、照明が照らす。 壁際には本棚が並んでおり、床には椅子の代わりに大きな絹のクッションが置かれる(「失神術」の練習に利用される)。 また、「敵鏡」「かくれん防止器」「秘密発見器」など、闇の検知器も多数置かれる。 メンバー [ ] 学年は第5巻時点。 メンバーは全員、での初会合の時に羊皮紙に署名をする(途中参加のシェーマス・フィネガンは不明)。 この羊皮紙にはハーマイオニーが呪いをかけており、裏切った者に制裁するようになっている。 グリフィンドール 7年 - フレッド・ウィーズリー、ジョージ・ウィーズリー、リー・ジョーダン、アンジェリーナ・ジョンソン、アリシア・スピネット 6年 - ケイティ・ベル 5年 - ハリー・ポッター、ロン・ウィーズリー、ハーマイオニー・グレンジャー、ネビル・ロングボトム、パーバティ・パチル、ラベンダー・ブラウン、ディーン・トーマス、シェーマス・フィネガン(途中加入) 4年 - ジニー・ウィーズリー、コリン・クリービー 2年 - デニス・クリービー、ナイジェル・ウォルバート(映画のみ) ハッフルパフ 5年 - アーニー・マクミラン、ジャスティン・フィンチ=フレッチリー、ザカリアス・スミス、ハンナ・アボット、スーザン・ボーンズ レイブンクロー 6年 - チョウ・チャン、マリエッタ・エッジコム 5年 - アンソニー・ゴールドスタイン、マイケル・コーナー、テリー・ブート、パドマ・パチル 4年 - ルーナ・ラブグッド 成果 [ ] ハリーの指導のもと、「武装解除術」という基本から始まる訓練は、最終的にはレベルを超えた「守護霊の呪文」にまで及ぶ。 とくにネビルは、DAに参加するまでは「武装解除術」ですら一度も成功させられない状態だったが、「盾の呪文」に関してはハーマイオニーに次いで早く習得するなど、著しい進歩を遂げる。 マリエッタ・エッジコムがアンブリッジに密告した(映画ではチョウがの「真実薬」によって告白させられる)ことで組織の存在が公になって以降は活動を休止するが、第5巻の終盤でハリーが神秘部に向かう際は、ロン、ハーマイオニー、ジニー、ネビル、ルーナが同行し、神秘部で死喰い人と戦う。 その後、アンブリッジの退職に加え、メンバーの多くが進級・卒業・退学し多忙になったため、第6巻ではふたたび活動休止状態になるが、巻末の天文塔の戦いではハリー、ハーマイオニー、ロン、ジニーのほかにネビルとルーナが呼びかけにこたえる。 第7巻では、ネビル、ジニー、ルーナを中心に学生のメンバーがレジスタンス活動を展開する。 必要の部屋を活動拠点とし、のパブより食料を支援してもらう。 ホグワーツ城で行なわれる最終決戦では、学校を卒業したメンバーも駆けつけ、未成年も含め多くのメンバーが参加する。 フレッド・ウィーズリーとコリン・クリービー(映画ではラベンダー・ブラウン)が戦死するが、ほとんどのメンバーは生き残る。 脚注 [ ] []• 映画版では、透明マントでホグズミートに忍び込むハリーを見つけ「俺たちのやり方のほうがいい」と「忍びの地図」を渡す。 なお、透明マントにくるんだハリーを見つけたのは降っていた雪が積もり、足跡が見えていたからだが、それだけでハリーと見抜く場面があり、映画版ではハリーが透明マントを持っていることが周知の事実となっている(原作ではその描写はない)。 第1巻第11章。 自身が所属するハッフルパフの生徒には「長年、ハッフルパフに実績がなかったから(セドリックが活躍してくれたら嬉しかったのに)ハリーが出しゃばった」という理由で、露骨に疎まれる。 「薄い青」と描写されることもある。 ただし、死喰い人に襲われそうになった際、死喰い人に対して「味方だ」と叫んだため、ロンに助けられたあとに殴られる。 ウェイレットはこれ以前に大麻所持容疑により逮捕されている。 映画の初期の段階ではクラッブより背が高い。

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