お 電話 を 差し上げる。 「差し上げる」は正しい敬語?「差し上げる」の意味と使い方、類語を紹介

敬語「差し上げる」の正しい使い方・例文・メールで使う場合

お 電話 を 差し上げる

ことばの使い方(社会言語学・敬語) 分類:謙譲語 「改めてお電話さしあげます」と「改めてお電話させていただきます」、どちらを使う? 「さしあげる」と「させていただく」、「正しい」のはどちらでしょうか。 場面や文脈を少し補足して見てみましょう。 商品を売り込んだり、勧誘のために営業の電話をかけてきた相手に「また改めてお電話さしあげます」と言われて、こちらが「頼んでいないのに、厚かましいなぁ」と感じたとします。 これは、一方的にかけてきた営業の電話なのにも関わらず、こちら側に恩恵が与えられることを示す「~てあげる(~てさしあげる)」が使われたため、「さしあげる」自体にこちら側を立てる働きがあっても、こちらとしては「恩着せがましさ」の方を感じ取るからでしょう。 「改めてお電話させていただきます」なら、営業の人の「目上のあなたから許可を受けて電話できることは、私にはありがたい」という気持ちがこちらに伝わるわけです。 一方、取引先からの急な依頼に、こちらが厚意で対応すれば取引先はとても助かるという場面で、確認後また電話すると取引先に伝えたい場合は、どう言えばいいでしょうか。 こちらは相手のために電話するのですし、相手もそれを心待ちにしていますから、「取引先に許可を受けて電話できることがこちらとしてはありがたい」と伝える必要性は低く、「改めてお電話さしあげます」と言ってもよいでしょう。 『敬語の指針』(文化庁、2007)では、「させていただく」の使用が適切かどうかは、相手に許可を受けてすることか・それによって恩恵を受けることか、の2点を満たすかで判断されるため、文脈によっても異なり、その許容度には個人差もあると説明しています。 あまり適切ではない場面で「させていただく」を使うと、いちいちこちらが許可したようなニュアンスを出されて違和感を持つという人もいるわけです。 このように「さしあげる」と「させていただく」はどちらも「正しい」言い方ですが、どちらにも留意すべき点があり、個人によって受け止め方には違いもあるようです。 だからこそ、その時々で場面や文脈を判断して、自分がふさわしいと考える選択をすること、すなわち「自分らしい言葉づかい」をすることが大切ではないでしょうか。

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「お電話差し上げる」「お電話して差し上げる」の意味の違いはありますか。差し上げるという言い方が、やや優位な立場を意味しているように思えるのですが。|日本語・日本語教師|アルク

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差し上げるとは 「差し上げる」は「あげる」「与える」の謙譲語に該当します。 使い方によっては相手に不快感を与える 謙譲語はもともと自分側の行為について使う敬語です。 そこに「あげる」「与える」という意味が加わると、逆に上から目線な印象を与えてしまう可能性があります。 たとえば、頼んでもいないのに「あなたに教えて差し上げます」と言われたらどうでしょう。 失礼だなと感じたりイライラしたり、不快感を感じやすいでしょう。 「差し上げる」は、相手に恩恵を与える場合にのみ使うものだと覚えておきましょう。 上から目線になってしまうのは、相手が望んでいることでなかったり、利益を感じることではないからです。 相手の希望に尽くすような、奉仕の精神で「差し上げる」を使うようなニュアンスをもっておけばいいでしょう。 望んでいないことに使うと不快感を与えてしまうことになります。 差し上げるの言い換え表現 前述の通り、「差し上げる」は相手に利益がある場合に使います。 違和感を感じる場合は、たいてい相手のメリットがない状態なので敬語表現自体を変えるようにしましょう。 そうすることであなたの印象がグッとよくなります。 「お電話差し上げます」 たとえば、この表現は、ビジネスシーンでは多く利用されていますよね。 一見問題なく感じられますが、相手が望んでいることなのか、自分の一方的な都合によるものなのかで印象はだいぶ変わってくるでしょう。 「お電話させていただきます」 こちらの方が自然で丁寧な印象になります。 相手のメリットの有無関係なしに使うことができるので使い勝手が良い表現方法です。 使い分けが難しい場合は「お電話させていただきます」で表現を統一させても良いでしょう。 「お電話させていただいてもよろしいですか?」と相手への確認の言葉を入れてあげると、さらにお願い、確認のニュアンスが強くなるので印象もよくなります。 相手の行動に差し上げるをつけるのは間違い 注意したいのは、「差し上げる」の根本的な使い方の間違いです。 「差し上げる」は謙譲語ですから、相手の行動に対して使うことは誤りとなります。 たとえば「お電話を差し上げてもらってもよろしいでしょうか」という表現。 これでは違和感を与えるばかりか、敬語が使えない人という印象を与えてしまう恐れがあります。 相手の行動に対しては「もらう」の尊敬語である「いただく」を使いましょう。 今回の場合であれば、「お電話をいただけますでしょうか」「お電話いただいてもよろしいでしょうか」が正しい表現となります。 どんなに自分で丁寧にしたつもりでも、使い方を間違えてしまえば逆に印象が悪くなってしまいます。 謙譲語と尊敬語の使い分けをできるようにしておきましょう。

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手紙?お手紙?間違えやすい敬語の意味と使い方 [手紙の書き方・文例] All About

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「お電話差し上げる」は正しい敬語?間違い・違和感があるとされる理由は? 「お電話差し上げる」は使わない方がいい違和感のある敬語 「お電話差し上げる」は使わない方がいい違和感のある敬語です。 例えば携帯電話の契約について自分自身が使っているキャリア宛に問い合わせをして、回答を折り返しもらえるような場合、担当が「後日こちらからお電話差し上げます」といったシーンを経験している人は多いかと思われます。 その際に何も感じなかったのであればいいのですが、中には「何て失礼なオペレーターなんだろう」と感じた人もいたと思います。 また、「お電話差し上げます」と言われて失礼な印象を受けたという人も少なからずいるようです。 感じ方は人それぞれかもしれませんが、ネガティブに感じる人がいるという事実は否定できません。 「お電話差し上げる」は失礼に感じる人も少なくないNGな敬語表現 「お電話差し上げる」は失礼に感じる人も少なくないNGな敬語表現です。 この表現は「差し上げる」という表現が、上から物を言っているように感じる人がいるために、失礼に当たる敬語表現だと言われています。 確かに会社側が確認に時間を要すために、改めてお客様宛に電話をする場合、会社側から電話をするのが当たり前なのに「差し上げる」と言われると恩着せがましくも感じます。 そういうリスクを取り払った敬語表現が使えるならば、そちらを選んだ方が良いでしょう。 「お電話差し上げる」と言われて失礼に感じない人からすると、それを失礼に感じる人の過剰反応だという意見もあるかもしれませんが、少なからず失礼だと感じる人がいるのであれば、ビジネスのシーンにおいては使ってはいけない敬語表現になるでしょう。 顧客を不快にさせるリスクを含んだ表現は使わない方が無難です。 「お電話差し上げる」は日本語や謙譲語表現の敬語としては間違っていない 「お電話差し上げる」は日本語や謙譲語表現の敬語としては間違っていません。 世の中には通常、ビジネスのシーンで多用されているような謙譲語表現が実は敬語として、あるいは日本語表現として間違っている場合が少なくありません。 その点「お電話差し上げる」という謙譲語表現は敬語としては間違ってはいないのです。 敬語として間違っている謙譲語表現には下記関連記事にある「お伺いさせていただきます」が挙げられます。 この表現は「二重敬語」という要件に該当するために、広く使われている表現であっても間違った謙譲語表現であると言われています。 人が使っているのを注意せずとも、自分自身は他の表現に置き換えて使いたいものです。 「お電話差し上げる」は「お電話申し上げる」等の間違い敬語と共に、これを機に封印するようにしましょう。 「お電話申し上げる」という表現を使う人もいるようですが、お電話は「する」ものであって「申す」「言う」ものではないので間違った敬語表現になります。 また「お電話差し上げる」は先述しているとおり、敬語の形式としては間違っていないものの、日本人の一定数の人が不快に感じる表現になります。 敬語を使う意味とは、相手と良好なコミュニケーションを取ることです。 それが完遂できないこういった敬語表現は正しくても正しくなくても、これを機に封印するようにしましょう。 「お電話差し上げる」の方がより丁寧な印象を持つ人もいるかもしれませんが、敬語として間違っておらずほど良い丁寧さを持ち合わせた「お電話いたします」という表現は「お電話差し上げる」に代わり使いたい敬語表現です。 「こちらからお電話いたします」「改めてお電話いたします」というような形でほかの表現も絡めながら、様々なシーンで使える敬語表現になりますので、非常に使い勝手がいい言い回しであると言えるでしょう。 「電話する」の敬語としては最初に覚えておきたい表現です。 「させていただく」という敬語表現は様々なパターンがありますが、多くの場合二重敬語に当たったり、その表現に差し出がましいニュアンスが出るということで好ましくない表現だと言われています。 しかしながら「お電話させていただきます」という表現に関しては「お電話いたします」よりも丁寧さがあり、かつ敬語の使用ルール上問題はないので推奨したい表現になります。 「お電話差し上げる」よりも、押しつけがましいニュアンスもない表現なので、電話をかける際に使う敬語のレパートリーに入れておきたいところです。 この表現に関しては「どんな手段で」ご連絡をするのかに触れていないので、その点には不足のある表現かもしれませんが、状況として電話以外の手段がないような場合には「電話する」の敬語表現として使えます。 逆に「メール」「電話」「文書」など、どの手段も想定できるような状況で「ご連絡いたします」と伝えてしまうと相手に対して不親切になります。 そして相手から「何で連絡くれるの?」と聞かれるようなシチュエーションに遭遇するなら、言葉の選び方を誤ったことにもなります。 状況を考えて使いたい表現になります。 この表現は担当者がいない場合に、こちら側の担当者から電話をする際に使う敬語表現で、電話ならではの敬語表現であると言えます。 ほかのシーンでは中々使えない敬語表現に当たります。 特にビジネスのシーンで電話を受けた際には「こちらからご連絡します」というよりは「折り返しいたします」という表現の方がビジネス感があり好まれることが多い表現になります。 こういった表現が意識せずとも自然と出るようになると一人前のビジネスパーソンと言えるでしょう。 この表現は「(都合のいい時に)再度ご連絡する」というニュアンスの敬語表現になります。 相手方が忙しく電話対応が難しい場合などに使う表現になります。 「またご連絡させていただきます」と言うよりも「改めさせていただきます」と言った方がスマートに聞こえるので、再架電するような状況に当たったら、こちらの表現を進んで使っていきたいものですね。 この表現は電話以外のシーンでも使われる敬語表現ですが、電話での使用頻度が非常に高い表現になります。 電話以外だとこの表現に状況説明等が付随することが多いですが、電話ではこの表現単独で使えます。 例えば会社の受付に「〇〇様はいらっしゃいますか」と訪問すれば「お呼びいたしますのでそちらにかけてお待ちくださいませ」という形になることが多いでしょう。 いきなり「少々お待ちください」と言って内線を鳴らし始めたら無礼に感じる人も少なくないでしょう。 もちろん電話でも「〇〇ですね。 少々お待ちください」というように、完全に単発では使わないシーンの方が多いかもしれませんが、印象良く「少々おまちください」と保留されても失礼には感じないことでしょう。 そういった意味では、「少々おまちください」は電話に関連の深い敬語表現であると言えます。 「お電話差し上げる」の英語の使い方は? 「お電話させていただく」の英語は動詞の意味がポイントになる 「お電話させていただく」の英語は動詞の意味がポイントになります。 電話をするという単語は「call」ですが、電話で話をする場合「call」も「talk」も両方使います。 電話をかけていることを強調するのか、メール等のテキストのやり取りではなく会話であることを強調するのかで使う動詞が変わってきます。 状況に応じて動詞を使い分けていくわけですが、ここでどの動詞を選ぶかによって相手に伝わるニュアンスが変わってきます。 そのため「お電話させていただく」の英語訳についてはまず、どの動詞を使うのかを考えると、翻訳の骨組みを作りやすいので意識すると良いでしょう。 「お電話させていただく」の英語ではいつ誰にかけるかもしっかり分かる 「お電話させていただく」の英語では、いつ誰にかけるかもしっかり分かります。 日本語で「また電話するわ」と言う時に「誰が」電話をするかと言えば九割がた本人です。 そのため、「私がまた電話します」とは言わないでしょう。 またかける相手も「あなた」「君」「お前」なので、それも日本語では言いません。 しかし英語では基本的に単に「電話する」と言った場合でも主語と目的語が付随するのは一般的ですし「again(また)」という形で電話する時期をぼかすのか「tomorrow(明日)」などと具体的に指定するのか、日本語よりもしっかり情報を求められる傾向にあります。 「お電話差し上げる」の英語では必ずしも電話やコールにこだわらず翻訳する 「お電話差し上げる」の英語では必ずしも電話やコールにこだわらず翻訳しましょう。 相手に対して「電話をする」ということが一番伝わりやすい表現を使うといいでしょう。 一般的には下記の例文のような表現になります。 状況に合わせて使い分けるようにしましょう。 「お電話差し上げる」の英文例• (明日お電話いたします)• (この件についてはまた明日また話しましょう) 「お電話差し上げる」という表現を正しく使いこなそう! 「お電話差し上げる」という表現も含めて、「電話をする」ことを意味する敬語表現を紹介してきました。 大切なのは、いかに相手方と良好なコミュニケーションをとっていくかになるかと思います。 電話での会話の中で少しでも相手を不快にさせる要素を排除していきつつ「お電話させていただく」等の相手に響く敬語表現や必要に応じて相手に遜る謙譲語の表現が使いこなせるようになればどんな状況でも相手と良好なコミュニケーションがとれることでしょう。 ここで紹介したことが以後電話のシーンで役立てばうれしいです。

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