南アフリカランド 推移。 南アフリカランド

南アフリカランド円予想 2020、2021、2022

南アフリカランド 推移

南アフリカランドは高金利通貨として人気通貨ですが、南アフリカランドの為替レートと政策金利がこの10年間でどのように推移してきたのかを解説します。 本記事を読めば、南アフリカランド ZAR の長期見通しについて詳しく知ることができます。 価格や金利がどのように推移してきたのか、今後どう推移していくのか、過去チャートから分析してみました。 これからスワップポイントで稼ぎたい人で南アフリカランドに興味がある人は、南アフリカの経済と金利政策を知ってスワップ投資を始めましょう。 まずは10年前の為替レートと政策金利と現在を比べていきます。 10年前の為替レート 今から10年前、2009年の南アフリカの為替レートは前年のサブプライムローン問題を発端とした、2008年の世界金融恐慌による為替への影響は見逃せません。 958から一気に10月24日に7. 62円まで急落します。 10年前の政策金利 2009年の南アフリカの政策金利は景気の先行き不安とインフレ圧力の低下により、 2月5日に11. 50%から10. 50%に利下げし、段階的に利下げを続け、 8月13日には7. 00まで利下げを行いました。 2008年の金融危機後の2009年の新興国、資源国経済は、中国が牽引する形で景気回復していましたが、南アフリカはやや遅れをとる形となっていました。 しかし2009年後半になり、製造業を中心として景気回復に勢いが見られ、2009年末まで金利据え置きとなりました。 2009年から2019年で南アフリカランド ZAR の経済指標はどう推移した? 2009年に世界金融恐慌の影響で低迷した南アフリカランドの経済ですが、その後10年間でどのように推移したのでしょうか。 結論から言えば 政治状況や経済の低迷の影響で南アフリカランドが恐慌から一旦は回復したものの、自国経済の状況と世界経済のリスクオフによるショック相場が足かせとなり、 2015年以降、6円台~8円台での推移が続いています。 為替レート ランド円のこの10年間の値動きは緩やかな下降を継続しています。 ずるずると下降トレンドが継続し続けるというよりは、急落と横ばいを繰り返しているような形を描いています。 62円まで急落します。 その後、2010年のサッカーワールドカップの開催もあり、 11~12円台を推移する水準まで回復しました。 ただ、それも翌年の2011年がピークとなり、その後は資源価格の下降や南アフリカ経済の低迷の影響で下降基調となりました。 2012年以降は、雇用の停滞、鉱山ストライキの多発による投資の減速で景気が伸び悩みます。 37円を記録した後、底打ちして2017年11月頃から反転し、政権交代とそれによる経済回復への期待により、2018年2月には2015年ぶりの水準まで回復しました。 2018年2月にズマ大統領を解任し、 市場への信頼の厚いラマポーザ氏を大統領に選出します。 景気の改善が期待されますが、世界経済の不透明さと内政の問題により、大きな回復は見られていません。 どこかの国を発端とした世界同時株安が起こると即座に急落してしまうのが最近の南アフリカランドの傾向です。 自国の経済指標も注目すべき指標ではありますが、他の国の通貨のリスクに引っ張られることがよくあるので注意が必要です。 政策金利 南アフリカの政策金利は現在6. 5%の幅で利下げを行い、その後はほぼ横ばい水準を保っています。 2008年の世界恐慌の影響をもろに受ける形でがくんと下がっています。 2009年には南アフリカとしては実に17年ぶりのマイナス成長となりました。 2018年2月に天候不順の影響で前年比マイナス、2018年は4-6期までGDP成長率が2期連続の前期比マイナスとなりました。 インフレ率 インフレ率は個人消費から経済をはかる重要指標です。 インフレ率は政策金利の決定に重要な指標であり、同時に中央銀行にとっての最大の懸念材料です。 2016年に26%であった失業率が2017年には27. 45%にまで上昇、 特に15~24歳の若年層の失業率が50%と高い水準で深刻な状況となっています。 IMFの試算では南アフリカの失業率の上昇は、数年続きそうとの見方を示しています。 結論から言えば為替の影響はあるものの、スワップポイントで年間5万円~6万円程度稼ぐことができているので、 レバレッジ1~2倍の安全運転を心がけていれば多少の評価損を抱えていても堅実な運営ができています。 年 月 為替レート 政策金利 評価損益 スワップ損益 合計評価損益 2009 1 9. 507 11. 594 7. 304 5. 485 5. 200 5. 998 5. 342 5. 741 6. 484 7. 031 6. 600 6. 2016年からの下降基調により、現在までポジションが20万円弱の含み損を抱えている状態が続いていますが、見事にスワップポイントでカバーしています。 2018年に南アフリカランド ZAR が下落した理由 レート変動の激しい新興国為替の中でも、ボラティリティが比較的安定している南アフリカランドですが、 2018年度の相場は幾度もの急落を迎えました。 このような為替相場の急落の原因は、そもそも為替自体の問題ではないケースが殆どです。 為替相場へ混乱を齎すのは、市場の動向に惑わされる投資家達の「集団心理」なのです。 一見、関連性のない事柄に見えますが、他通貨の利上げは「需要の流出」を招きます。 金利が上がれば利息が増え、より多くの利潤を得られます。 米ドル自体、人気が高く安定した為替であることも加わり、トレーダーの殆どが流出してしまう結果に。 米ドルが6%もの上昇を見せた一方で、南アランドは倍の12%という大暴落となりました。 株や通貨などの金融商品が何か一つでも下落すると、その他の商品にも悪影響を及ぼします。 8月にはトルコリラ、12月には米国株式の急落が発生しトレーダーの不安や狼狽を誘発。 この急落に引きずられるままに世界中のあらゆる金融商品が一気に下落、南アフリカランドもその一つでした。 7%のマイナス傾向が続き、歳入減少による財政悪化の懸念が高まりました。 18年度における実質GDP成長率の見通しが変更され、10月24日の「中期財政計画」では2月発表の1. 5%から0. 7%へと下方修正する旨を公表しました。 2019年に南アフリカランド ZAR の価格は上がる!?値動きを左右する指標とは? 南アフリカランドは新興国通貨であり、資源国通貨である前提を鑑みると以下のような指標や動向に注視しておく必要があります。 仮に成長率が低迷して、経済刺激策として金利を引き下げることになった場合には、ランド離れが起きるのは不可避であると思われます。 この成長率が高いほど、今後の通貨上昇を期待できます。 インフレ率が高すぎる場合は政策金利を引き上げることで景気加熱を抑えようとします。 一方でインフレ率が思ったような数字に達しない場合には政策金利を引き下げることで、市中の現金量を増やして物価を高めようとします。 政策金利が重要な指数である南アフリカランドの場合はこの物価指数にも注視が必要です。 2019年に抑えておくべき南アフリカの政治・経済イベント 今年の2月には既に2020年度の予算案発表を終え、南アフリカの財政状況と2019・20年の見通しが公表されたばかりですが、決して良い結果とは言えませんでした。 実質GPD成長率は前回の発表から下方修正され、公的債務は拡大する見通しとなり、財政状況の改善が進んでいない事が明らかとなりました。 2019年度における南アフリカランドの動向は、総選挙が実施される5月に全てが懸っています。 ラマポーザ氏は演説内で、ズマ前政権時代の汚職・腐敗によって迷走した経済の再建を強く訴えました。 しかし、ラマポーザ政権において与党の座を維持していたアフリカ民族会議(ANC)の支持は退潮傾向にあり、議席数が大幅減となれば構造改革の遅れも懸念され、南アランドの売り材料となります。 しかし、この土地改革に白人至上主義のトランプ大統領が黙る筈もなく、南アフリカの対米関係は急速に悪化しました。 隣国ジンバブエで同様の土地収用が失敗した例もあり、南アランドの大暴落に繋がる不安材料として見られています。 インフレ率が高いほど通貨より物の価値が上がったことを表し、通貨の価値低下は利上げの要因となります。 今後の南アフリカランド ZAR の見通しと予想!購入リスクは? 現在の南アフリカの格付けと経済状況 現在のムーディーズの南アフリカの格付けは「Baa3」です。 これは投資適格級の中で最低水準となります。 2019年3月29日に格付けの見直しが予定されていましたが、ムーディーズは格付け見直しを延期しています。 延期の理由は明らかになっていませんが、29日当日は市場では格付け見直し待ちの神経質なムードになっていたことも理由の1つとされています。 現時点では延期日程は公表されていません。 長期的な金利推移予測 南アフリカ中央銀行は、2018年11月に政策金利を3年ぶりに6. ただ、この利上げは一時的と市場では見られています。 というのも、南アフリカの経済の課題は金融政策では解決できないと見られているからです。 南アフリカランドが抱えるリスク 南アフリカは現在国内での問題が山積みとなり、あまり良い状況ではありません。 しかし、気を付けたいのは、世界経済の動きです。 再びリスクオフ相場が起これば、南アフリカランドは影響を受けやすく、急落の恐れがあります。 南アフリカランド ZAR の価格変動における3つの特徴 南アフリカランドには以下のような価格変動の特徴があります。 新興国通貨であること、資源国通貨であることを念頭に置くと、通貨自体の特徴と価格変動への感応度を予想することができます。 金やプラチナ等の資源需要と南アフリカランドの動きには相関性があると言われています。 プラチナは排ガス除去のための触媒として利用されています。 自動車販売が増加すると、プラチナの需要が高まり価格があがります。 そのため好景気や好景気が期待されると、自動車需要が高まる結果、プラチナの価格が高くなる、そして南アフリカランド好景気となるという流れです。 また、金やプラチナは実物資産として、不景気時の逃避資産として需要が高まることがあります。 南アフリカランド等の新興国通貨はボラティリティが非常に高いため、景気不安の見通しがでてくると一気に資産が引き上げられる傾向があります。 VIX指数が高まれば、南アフリカランドを含む新興国通貨は下がる傾向があります。 一方でVIX指数が低くなれば南アフリカランドを含む新興国通貨の資産が買われるので、上昇する傾向があることを覚えておきましょう。 一方で日本の株式市場はおおよそ2兆円程度と言われていて、南アフリカランドの取引量の少なさがわかるかと思います。 これはつまり、大きな買いや売りが入るとその反動が大きいことを意味しています。 直近だとビットコインの価格が1日で何十%も動いたのが記憶に新しいかと思います。 それはビットコインの取引量が他の法定通貨などに比べて少なかったことが原因の一つです。 それに近いことが 南アフリカランドでも起こり得ります。 つまり、 価格が一度上昇または下落し始めると一気に価格が動く可能性が高いということです。 レバレッジ倍率を他の通貨に比べて抑えめにする、逆指値の注文を入れておくことで、大幅な下落時でも損失を限定的にすることができます。 2018年以降はラマポーザ氏が大統領に就任しました。 ラマポーザ氏はアパルトヘイト下の白人との労使交渉で実績を残すなど、経済界で頭角を表した実力者で世界の投資家も今後の成長に期待をしています。 ただ、ズマ氏との選挙にも僅差で勝利しての就任ということで、今後その座が奪われる可能性や期待が大きいだけに、それに見合わない成果がある場合には価格下落につながる可能性もあります。 南アフリカランド ZAR を購入するならここ!おすすめのFX会社ランキング 南アフリカランドの購入におすすめのFX会社と特徴をご紹介します。 1位 FXプライム by GMO この記事のまとめ• 南アフリカランドはスワップ狙いの投資家には魅力的な通貨• 南アフリカランドの経済指標は、2015年以降、6円台~8円台での推移が続いている• しかしながら、世界経済の動きに引っ張られやすい通貨でもありますので、レバレッジ1~2倍程度の安全運転で投資を行うことがおすすめです。 レバレッジ1倍でも7000円程度から投資できるので、スワップ投資を気軽に始めることができるのもメリットの1つです。

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【1億円の軌跡⁉】南アフリカランドの今後の見通し

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直近の変動は2020年5月の4. 25 6. 25 5. 25 4. 25 3. 75 3. 75 3. 75 2019年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 6. 75 6. 75 6. 75 6. 75 6. 75 6. 75 6. 50 6. 50 6. 50 6. 50 6. 50 6. 50 2018年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 6. 75 6. 75 6. 50 6. 50 6. 50 6. 50 6. 50 6. 50 6. 50 6. 50 6. 75 6. 75 2017年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 7. 00 7. 00 7. 00 7. 00 7. 00 7. 00 6. 75 6. 75 6. 75 6. 75 6. 75 6. 75 2016年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 6. 75 6. 75 7. 00 7. 00 7. 00 7. 00 7. 00 7. 00 7. 00 7. 00 7. 00 7. 00 2015年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 5. 75 5. 75 5. 75 5. 75 5. 75 5. 75 6. 00 6. 00 6. 00 6. 00 6. 25 6. 25 2014年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 5. 50 5. 50 5. 50 5. 50 5. 50 5. 50 5. 75 5. 75 5. 75 5. 75 5. 75 5. 75 2013年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 5. 00 5. 00 5. 00 5. 00 5. 00 5. 00 5. 00 5. 00 5. 00 5. 00 5. 00 5. 00 2012年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 5. 50 5. 50 5. 50 5. 50 5. 50 5. 50 5. 00 5. 00 5. 00 5. 00 5. 00 5. 00 2011年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 5. 50 5. 50 5. 50 5. 50 5. 50 5. 50 5. 50 5. 50 5. 50 5. 50 5. 50 5. 50 2010年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 7. 00 7. 00 6. 50 6. 50 6. 50 6. 50 6. 50 6. 50 6. 00 6. 00 5. 50 5. 50 2009年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 11. 5 10. 5 9. 50 8. 50 7. 50 7. 50 7. 00 7. 00 7. 00 7. 00 7. 00 7. 00 2008年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 11. 0 11. 0 11. 0 11. 5 11. 5 12. 0 12. 0 12. 0 12. 0 12. 0 12. 0 11. 5 2007年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 9. 00 9. 00 9. 00 9. 00 9. 00 9. 50 9. 50 10. 0 10. 0 10. 5 10. 5 11. 0 南アフリカランドの政策金利が変わる原因は? 南アフリカランドの政策金利は、SARB(南アフリカ準備銀行)によって変更しています。 政策金利が変わる一番大きな要因となるのは、 消費者物価指数であるといわれています。 消費者物価指数とは各種の商品(財・サービス)の価格の平均的な変動を測定するものです。 この消費者物価指数がプラスであればインフレ、マイナスであればデフレと定義されます。 この数値が低くなると金利を下げ、逆に高くなると金利を上げることで、消費者物価指数を目標の範囲内に収めるようにしています。 例えば、2012年7月に政策金利が5. この時点の南アフリカの消費者物価指数は、4. また、2014年1月に政策金利が5. この時点の南アフリカの消費者物価指数は、5. そして、2014年7月に政策金利が5. この時点の南アフリカの消費者物価指数は、6. このように、南アフリカの政策金利は消費者物価指数と深く関わっています。 南アフリカランド政策金利の見通し 南アフリカランドの金利は、以下の要因で決まります。 南アフリカのインフレ率• 南アフリカの景気動向• 先進国の金利動向 南アフリカのインフレ率 インフレ率が高いと金利が高くなり、逆にインフレ率が低いと金利が低くなる傾向にあります。 過去のインフレ率と比べても低いこの水準では、南アフリカランドの金利が下がってもおかしくありません。 南アフリカは、景気が悪いと金利を上げることで外貨を呼び込む傾向にあります。 そのため、景気の観点では、南アフリカの金利は上がる可能性があります。 先進国の金利動向 先進国、特にアメリカの政策金利は、2018年に入って1. 先進国に金利を上げられると、高金利を魅力にしている新興国の通貨から、先進国に乗り換える動きが出始めます。 ただし、今後アメリカの政策金利が下がる見通しですので、南アフリカも追随して下がる可能性が出てきました。 南アフリカランド 金利見通しの結論 南アフリカのインフレ率 南アフリカの景気動向 先進国の金利動向 金利低下の可能性 金利上昇の可能性 金利低下の可能性 これらから、金利は上昇・下降のどちらかに一方的に動く状況ではなく、しばらくは現状維持の6. 受け取る金利は、どのFX会社を利用しても同じ? 同じ南アフリカランドを購入しても、FX会社によって、受け取ることができる金利(FXの世界ではスワップポイントと呼ばれます)は 大きく違ってきます。 FX会社が私たち投資家に支払う金利は、南アフリカの政策金利を基準に決めますが、 実際にどのくらいの金利を支払うかは、FX会社が自由に設定していいことになっています。 ですので、 FX会社選びを間違えるとせっかく南アフリカランドに投資しても、 少ない金利しかもらえなかったということになってしまいます。 関連記事•

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ZAR/JPY:南アフリカランド/円 為替レート推移・過去最高値/最安値

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ざっくり言うと…• 南アフリカランドは 5. 過去、リーマンショックと中国経済の影響で2回大きく下落している• しかし、 ほとんどはレンジ相場で、安定感のある通貨と言える• 今後の南アフリカランドの予想をする上で重要な要素が、 ラマポーザ大統領の政策・生産量が多い鉱山資源の価格や輸出・アメリカと中国との関係• 新型肺炎感染拡大など、中国経済が失速するリスクは残る• しかし一方で、 現在、資源価格が上昇しており、さらに 国内でも大統領の政策成功の期待値が高い• そのため、 今後の南アフリカランドは不確定要素の下落リスクがあるものの、将来性が高く、為替上昇の伸び代は大きいと予想できる• できるだけリスクを抑えるため、 少額から積立で南アフリカランドを保有すると良い• 南アフリカランド投資では、、で取引するのがおすすめ• ですが、 ほとんどの相場ではレンジとなっており世界的な経済的な動きが無い限り、南アフリカランドの為替は動いていないとも言えるでしょう。 今回は、南アフリカに影響を与えた2つの要因について見ていきます。 【2008年】リーマンショックで大きく下落 2008年にはアメリカでリーマンショックがあったせいで世界経済が大混乱しました。 その影響から南アフリカランドも下落してしまったのは、仕方のないことと言えると思います。 当時は日本円が比較的安全な通貨として国際的にも円高になっていたことに加えて、高金利通貨を保有しておく流行が反転し、大きく下落してしまいました。 国際的なリスクがあった時は、日本円が買われやすくなるので南アフリカランドは相対的にランド安となってしまいます。 そうだね!中国の経済は必ずウォッチしていこう さらに、世界的な原油安やイスラム国の問題など リスクオフの動きが高まったことによって円高になり、南アフリカランドが売られ、 為替が下落することになりました。 また、当時南アフリカの赤字を食い止めようとしていた ネオ財務相が更迭される事態になり、投資家たちが先行きを不安視するなど、影響を与えてしまったのです。 国際的なリスクオフの動きに加えて、アフリカ内部の問題もあり大きく下落してしまったわけですね。 それを受けて現在の相場がどのように動いているのか見ていきましょう。 【2019年1月〜8月】レンジ相場が続いている 2019年上半期の南アフリカランドの価格は1ランド=7. 40円台です。 為替は大きくレンジを作っており今後の南アフリカの動向に注目が集まっている状況です。 本来南アフリカは非常に経済の発展に期待が保たれているのですが、それと同時に インフラへの支出などで赤字経済が続いています。 現在のラマポーザ大統領は緊縮に向けて動いており、経済が黒字化しGDPも同時に上向きを維持できて始めて、為替が上昇に転じるのではないでしょうか。 【2019年11月】南アフリカランドの見通しはネガティブに変更 2019年10月の南アフリカランドは米中関係の修復の見通しや世界的にリスクオンの動きが高まったことから 7. 50円まで価格が上昇していきました。 このまま価格が上昇していくように思われましたが、 南アフリカの中期財政計画において国の歳入の大幅な減少、南アフリカ航空負債の返納を延期させる発表がされると市場でリスク回避の動きが強まりました。 また、再度米中関係の悪化が報じられたことによって、 世界的に高金利通貨全体から資金が流れているという状況が続いています。 こうした背景からムーディーズの格付けは「baa3」と据え置かれましたが、 見通しは安定的からネガティブに変更されました。 南アフリカランドの方が金利が高いんだね 南アフリカランドの方が金利は高いのですが、米ドルの金利が上がったのでリスクの低い米ドルに資金が流れています。 南アフリカランドは、流動性の問題を抱えているので突発的なニュースが起きることによって取引が成立しなくなってしまう可能性がありリスクがとても高いです。 ですので、 米ドルの金利が上がったタイミングで新興国通貨から資金を引き上げ、より低リスクの通貨へと移動しているのですね。 米ドルの金利は南アフリカランドの為替に大きく影響をあたえる要因ですので、今後の指標には十分に注意しておきましょう。 2019年アメリカはこれ以上の利上げは見送ると表明しており、金利差がこれ以上乖離することはないと見られています。 南アフリカだけ見ていても分からないことがあるのね…! これらの新興国通貨には共通して、 慢性的な財政赤字や高いインフレ率、そしてエネルギー資源の他国依存、などといった不安定な要素があります。 そのため、国内外のさまざまな影響によって、為替変動もしやすくなります。 メキシコペソやトルコリラのほかにも、 ブラジルレアルやアルゼンチンペソ、パキスタンルピー、エジプトポンド、カタールリヤル、などがアメリカのモルガン・スタンレーによって下落しやすい新興国通貨としてあげられています。 南アフリカランドに投資をするときには、それらの動きも合わせてチェックするようにしましょう。 電力が不足すると、南アフリカの主要産業である鉱山の操業などが停止され、それによって為替変動にも大きな影響をあたえます。 ここがポイント 南アフリカはつねに電力不足の状態にある そして2014年11月、大雨の影響で石炭が使えないようになると、ついに15日間の計画停電に踏み切ることとなります。 それ以降もたびたび計画停電は行われ、 2019年2月には国営電力会社のエスコムが経営危機におちいったことで全国規模の停電となり、南アフリカランドも大幅な下落となりました。 一方、 10月に政府が発電計画を公表すると、それにともない南アフリカランドは上昇しています。 このように、 南アフリカランドの為替変動には国内の電力供給の状態が大きくかかわってくるので、よくチェックしておきましょう。 なお、2020年に入ってからも計画停電は頻繁に行われ、それが 現在の南アフリカランド急落の原因のひとつともなっています。 したがって、 資源価格の変動によっても、南アフリカランドの為替変動は大きな影響を受けることとなります。 たとえば、2019年4月には金の下落にともない南アフリカランドも下落しましたが、2019年12月になると金やパラジウムなどの貴金属価格が上昇し、5ヵ月ぶりに為替も上昇しました。 政治と経済の視点から解説していくよ 南アフリカのアパルトヘイト廃止に貢献した ネルソン・マンデラ元大統領は皆さんご存知かと思います。 現大統領のラマポーザ氏は、マンデラ氏の右腕として活躍した人であり、南アフリカの経済に強い危機意識をもっていることから高い評価を得られています。 このラマポーザ氏が、経済赤字を抑えられるかどうかが南アフリカランドの鍵を握ると言えるでしょう。 すでに 中国から1. 6兆円の投資を約束され、500億ランド相当の経済政策を行なっていることから期待がもてます。 しかし、ラマポーザ氏はアフリカの貧困問題解決のために 白人の土地を黒人に再配分する政策を検討しており、この政策はジンバブエで失敗していることから不安視されています。 アメリカのトランプ大統領もそこに注目しており、無事政策を成功させるかどうかが肝となってきています。 国際的な要因をチェックするのが大切なのね こればかりは、どう予測するかは難しいですが世界経済に大きく影響を与えると思われる トランプ大統領の動向や中国経済に注目するのが良さそうです。 今後 米中対立が高まることや、 世界的な株安に陥ってしまえばランド安となることは十分あります。 また、 アメリカが今後対外政策を強く保つことになると、南アフリカにも影響を与えるでしょう。 南アフリカのみ注目すれば非常に将来性のある国なのですが、南アフリカの為替が上昇していくためには、外の要因にも注目していかなければなりません。 その影響次第では、国内がうまくいっているのに為替が下落しているということも考えられます。 ですが、 南アフリカはレアメタルを長期的に算出できることや、経済発展の余地が大きいことから成長性の高い国ですので中長期的に見れば、上昇していくという見方が強いです。 短期的な下落もアフリカの成長とともに回復していくのではないでしょうか。 為替が一気に上昇しているのがわかるね 2008年にはリーマンショックがあり世界経済が不況に陥りましたが、その後の 2009年からの資源価格の上昇に合わせて為替も大きく上昇しています。 南アフリカランドは国際的な資源国であるため、このように資源価格に大きく影響を受けるというのがわかると思います。 今後、このような状況になると再び大きな上昇を見せると思いますので、 資源価格の推移には今後も注目していきましょう。 【2020年】野村證券の予想・見通し 南アフリカランドは、 2020年に入ってからしばらくは7円台半ばを堅調に推移していました。 しかし、 2月末には6円台、3月半ばには6円台前半までその価格が一気に落ち込んでしまいます。 その急落について、では、3月16日時点で以下のような要因をあげています。 これからの為替予測を見ていきましょう これからの長期的な南アフリカランドの価格を予想していきます。 お金マンは中長期的には12円程度まで上昇していくと見ています。 まず、南アフリカランドの為替の下落の原因は外部的な要因が大きく、特にリスクオフの動きで売られてしまいます。 ですが、長期的に見ればリスクオンの動きに次第になっていくと思われるので、 新興国通貨の購入が進んでいくと思われます。 また、現在南アフリカの経済の赤字が投資家からマイナス評価を受けていますが、今後構造改革と通して縮小していくことを考えると、 為替上昇の余地ありと見ています。 お金マンは今後5年ほどで、上向きに大きく反転し為替が伸びていくのではと予想しています。 短期的に言えば、現大統領の政策や今後の選挙が節目となると思われますが、南アフリカは成長性の高い国ですので、 長期的に見れば上昇していく可能性が高いのではないでしょうか。

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