パプリカ 映画。 映画『パプリカ』ネタバレあらすじ結末|映画ウォッチ

パプリカという映画は子供に見せても大丈夫ですか?

パプリカ 映画

【パプリカのあらすじ】 科学技術の目覚ましい発展により、人が他人の意識に入り込むことすら可能になった、そんな近未来の日本を舞台にしたSF作品。 天才美人研究者と秘密 財団法人・精神医学研究所に勤める千葉敦子は、若いながら人間の夢に関する研究が認められ、ノーベル賞受賞候補として名をはせていた。 その美しさも相まって周囲にはあがめられ、世間的にも大きな話題となっていた。 しかし彼女には「裏の顔」があった。 彼女は共同研究者で巨漢の天才、時田浩作の発明した、他人の夢に侵入し無意識の世界に干渉することができる装置、DCミニを使って各界のVIP達に「夢探偵パプリカ」という人格の元特殊な精神的診療を行っていたのだ。 今回の患者は警視庁の粉川警部。 彼は不安神経症に悩まされていた。 パプリカとしての仕事を終え、自宅に戻った敦子は時田から、研究所のDCミニが盗まれたとの連絡を受ける。 DCミニは他人の意識に潜り込める非常に危険な道具であり、悪用すれば人を操ることも、発狂させることもできる。 この非常事態に敦子、時田は研究室の所長島と共に理事長乾に報告に行く。 島は元々敦子と時田の研究を良く思っておらず、また非合法な「夢探偵」を咎め研究の凍結を指示する。 これに反発した敦子と乾が言い争っていた所、突然島が発狂。 意味不明な言動と共にビルから飛び降り、意識不明の重体に陥ってしまう。 DCミニを用いて覗いた島の脳内では魑魅魍魎が、家電が、異形の者たちがパレードする誇大妄想患者の精神世界が展開されていた。 何者かがDCミニを使い、島の精神を破壊したのだ。 不気味なパレードの中で、時田の助手である氷室の姿を見つけた敦子は、助手の小山内と共に氷室の自宅に向かう。 そこに氷室はおらず、捜索を続けるうちに一行は現実にいながら夢の幻覚を見せられ、やむなく退散する。 流れ込んでくる狂気 その後研究所では夢による発狂者が再び発生、DCミニの研究は完全に凍結されてしまう。 氷室の行方を捜す時田と敦子は、氷室の家で見た夢に出てきた遊園地を訪れる。 そこにDCミニを埋め込まれた時田が上空から落ちてくる。 彼に意識はなく、夢すら見ていない。 何者かに精神を操作され、遂には完全に自我を失ってしまったのであった。 時を同じくして、島の友人であり夢探偵パプリカの患者である粉川は、相次ぐ夢の被害者に警察として関わることとなる。 しかし夢が人を狂わせるというのは立件が難しく、犯人の見当もつかないため事故として諦めるしかないと考える。 その夜彼は不安神経症の発作を起こし、パプリカは再び粉川の夢の中に入る。 彼の夢はいつも決まって未解決の発砲事件であった。 するとそこに島が見ていたのと同じ狂気の夢が流入、2人は急いで退散することとなる。 DCミニが悪用され、一般人の夢にも、そして現実にも干渉してきている。 そう確信した敦子は研究所に急ぐ。 真犯人の姿 敦子は危険を覚悟で氷室の深層意識にまで入り込む。 そこで理事長乾と小山内の姿をとらえた敦子は、急いで覚醒し理事長の元へ向かう。 しかし覚醒したと思っていたのは間違いであり、何と彼女はパプリカとして夢の中に囚われてしまった。 小山内に捕まったパプリカはそこで真実を悟る。 乾と小山内は氷室を操り、DCミニを持ち出させていたのだ。 目的は足の不自由な乾が夢の世界を現実にし、思い通りに動けるようになる事。 捕まってもなお気丈にふるまうパプリカだが、小山内と乾のいかがわしい関係を指摘すると小山内は激昂、彼女を蝶の標本よろしく磔にし、さらにパプリカを裂くことで中から敦子を引っ張り出す。 小山内は敦子への嫉妬心と、ある複雑な複思いを抱えていた。 それが小山内を凶行に駆り立てていたのだ。 そこに突如、粉川警部が現れる。 彼もパプリカと同じく夢の中に閉じ込められていたのだ。 夢の中で自身の神経症の原因であるトラウマに気が付いた粉川は夢に襲われ、恐怖や後悔の具現化に苦しめられながらも、遂に自分自身の恐怖に打ち勝ち、小山内を銃撃。 劇的にパプリカを助け出す。 夢か現実か 全てが解決し、後は小山内と乾を捕えればよい。 そう思われたが、なんと夢の中で銃撃されたはずの小山内が現実世界で死亡する。 乾が力を暴走させ、夢が現実を侵食し始めてしまったのだ。 敦子は急いで覚醒するも、既に現実世界は混沌と狂気の夢に包まれていた。 何人ものサラリーマンが笑顔でビルから飛び降り、人々は歌いながらパレードに加わっていく。 街を闊歩するカエルの楽団に無数の動く地蔵たち、時田ですら発狂し巨大なロボットにされていた。 途方に暮れる粉川と敦子の前に、乾がおぞましい姿で現れる。 全てを自らの思うがままにする力を手に入れた乾は勝利に酔いしれるが、そこに敦子から完全に分離したパプリカが現れる。 現実と夢の境目が壊されたことにより、夢の住人であるパプリカが現実世界にも顕在したのだ。 化物となった乾に、自らも夢の力で大きくなり対峙するパプリカ。 夢から現実を取り戻すため、彼女は最後の戦いに挑むのであった。 続きは映画をご覧ください。 【パプリカの感想】 衝撃です。 最高に素晴らしい、アニメーションの表現だからこそ出来るとんでもない作品です!! 普段からアニメは子供と一緒に観られるジブリ作品ぐらいしか観たことがなかったのですが、観終わってすぐに監督がどんな方なのか知りたくて会いたくてたまらない興奮状態で検索、既に他界されたと知り、勝手にショックを受けていました。 これは世界中の皆さまに観ていただきたいです!ただし、『AKIRA』同様、小さなお子様は同席不可です。 ちなみに私は父のススメで小学校1年生の時に『AKIRA』を観ましたがトラウマです。 程よく成長されてからおすすめ下さい。 押し寄せるストーリー展開、平沢進氏の音楽との相乗効果で繰り広げられる圧倒的な美と世界観。 夢の中の感覚を表現することって可能なんだと度肝を抜かれました。 一体どんな方法で沢山の人間が集まってこんな作品作れるんだろう? 美しくて怖くて張りつめていて興奮して、ぐるんぐるんです。 たまりません。 こんなに感情を振り回されつつ感動した作品は初めてです。 見始めてものの3分でひとりで観るのが怖くなり、最初まで巻き戻して小学6年生の娘を引っ張ってきて鑑賞。 『まだ早かったのかもしれない』と娘の口から言わせてしまったのが歯がゆいです。 感動!!感激!!興奮!!今敏監督に感謝です!!! この映画は、いい意味で「頭がおかしくなりそうな」作品だと思います。 作品の中で半分ほどは夢の世界が描かれているのですが、その狂気的かつ異様に美しい光景、そしてその狂気と美を引き立たせる個性的すぎる音楽が、私には衝撃的でした。 幻想的と呼ぶには常軌を逸しすぎている世界観は、一生忘れられないと思います。 毎日いくつも夢を見る私からすれば、思い当たるような言動や描写もちらほらあり、観ているのは現実離れしたSF作品のはずなのに、生々しいようなリアリティを感じて、そこにまたゾクゾクさせられました。 また、単純に絵が好きです。 私はこの作品をきっかけに今敏監督作品のファンになったのですが、この作品での絵の美しさというのは、やはりこれまでの作品の集大成であると感じます。 特に、ヒロイン・敦子とパプリカの美しさは圧巻です。 作中でも美女設定ではありますが、その設定を裏付けるのにこれ以上ない作画だったと思います。 彼女の脇に控える面々 主に男性陣 が、パプリカ 敦子 以上にリアル寄りの絵柄である点も、パプリカや敦子の美しさを引き立てています。 美しさと狂気を、目でも耳でも楽しめる、怖ろしいくらいに贅沢な作品だと思います。 極彩色の万華鏡を覗き込んでいるような夢の表現が秀逸だった。 最初は何が何だかわけがわからず脳裏に疑問符が増殖したが、気付けばシュールな世界観にどっぷりハマっていた。 現実が次第に夢に浸蝕され崩壊していく恐怖や不気味さに戦慄する。 終盤の夢と現実が融合した東京を襲うカタストロフは「AKIRA」を思わせ圧巻、監督の縦横無尽な想像力が遺憾なく発揮されていた。 パプリカの小悪魔にしてチャーミングなキャラクターも魅力的で、クールビューティーな千葉敦子とは対照的。 男の夢にもぐりこんで翻弄するファム・ファタールとしての妖艶さと無邪気さにあふれていた。 直接的じゃないエロティックな描写も見所で、敵に捕まったパプリカが標本の蝶に見立てられるシーンは背徳感にドキドキした。 敦子と浩作の不器用な恋愛模様も初々しく、行き違う二人を応援したくなった。 刑事の粉川の学生時代のエピソードは、レトロな映画館が建ち並ぶノスタルジックな背景とあわせて非常に切ない余韻を残す。 視聴後は何かとんでもないものを見た衝撃に打たれる。 ぬるぬると動くキャラクターやダイナミックな演出、視覚的な快感を味わいなら一度は見てほしい傑作。

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パプリカっていうアニメ映画見たんやが

パプリカ 映画

ある日、そのDCミニが研究所から盗まれてしまい、それを悪用して他人の夢に強制介入し、悪夢を見せ精神を崩壊させる事件が発生するようになる。 敦子達は犯人の正体・目的、そして終わり無き悪夢から抜け出す方法を探る。 声の出演 [ ]• 乾精次郎:• 島寅太郎:• 時田浩作:• 粉川利美:• 小山内守雄:• あいつ:• 日本人形:• 氷室啓:• 津村保志:• 柿本信枝:• レポーター:• 奇術師:• ウェイトレス:• アナウンス:• 研究員:• 所員:• ピエロ:• 玖珂:(特別出演)• 陣内:(特別出演) スタッフ [ ]• 原作:• 監督:• 企画:(マッドハウス)• 脚本:、今敏• キャラクターデザイン・作画監督:• 作画監督補佐:、井上鋭、三原三千夫• 原図協力:末武康光• 色彩設計:橋本賢 DR TOKYO• 美術監督:• 美術監督補佐:東地和生• 撮影監督・CGディレクター:• 編集:(瀬山編集室)、神宮司由美 DR TOKYO• 演出助手:吉野智美• タイトルデザイン:イナガキキヨシ• 音楽:• 音楽制作:ケイオスユニオン• 音響監督:()• 音響効果:倉橋静男()• 効果助手:米原想(サウンドボックス)• 録音スタジオ:、トライスクルスタジオ• 音響制作:テクノサウンド(中島朋子・丸浩育)• 支援:• 制作プロデューサー:豊田智紀• 制作担当:橋本健太郎(マッドハウス)• アニメーション制作:• 配給・宣伝:• 宣伝プロデューサー:後藤優• アソシエイトプロデューサー:二方由紀子(マッドハウス)、森島太朗• アシスタントプロデューサー:原史倫(マッドハウス)、小川淳• プロデューサー:丸田順悟(マッドハウス)、滝山雅夫(ソニー・ピクチャーズ)• 製作:パプリカ製作委員会(マッドハウス、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント)• エンディングテーマ:「白虎野」 (作詞・作曲・編曲:) 作品解説 [ ] 原作者の筒井自身が監督の今敏との対談で映画化をして欲しいと語ったものが実現した。 演出 [ ] 古谷徹が肥満体の時田役の声のイメージに悩んでいた際、スタッフに「のままでいいですか? 」と尋ねたところ、快く了承された。 公開・反響 [ ] 本作はアメリカでも公開されており、公開19週目には興収が87万ドル(当時の円換算(115. 5円)で1億円)を突破した。 当時のアメリカでは、日本の劇場アニメが興収1億円を突破したのは2005年の『』以来2年ぶり(通算12作目)であり、なおかつ成人向けを示すR指定の劇場アニメが興収で1億円を超えたのは2003年に公開された『』及び『パプリカ』の2作品だけであるという。 映画批評サイトでは批評家から84%、観客から87%の肯定的評価を得ている。 2010年に逝去した今敏の一周忌にあたる、による追悼企画として『パプリカ』および『東京ゴッドファーザーズ』の連続上映するレイトショーが新宿バルト9にて開催された。 また、作品の上映間にはドリパス設立者のをホストとして、『パプリカ』で主役を担当した声優の林原めぐみが登壇してトークショーが行われた。 選出の大人向けアニメ映画のベスト10において8位にランクインした。 受賞 [ ]• 第12回アニメーション神戸 作品賞・劇場部門• 第14回Chlotrudis Awardsベストデザイン賞• 第25回ポルト国際映画祭Critics' Award受賞• 第35回モントリオール・ニューシネマフェスティバルPublic's Choice Award受賞• 第8回ニューポート・ビーチ・フィルム・フェスティバルFeature Film Award受賞• 2007 優秀作品賞劇場映画部門、個人部門音楽賞(平沢進) エピソード [ ]• 作中の映画館のシーンでは『』『』『』(いずれも今敏監督作品)が演目として確認できる。 歴代今敏監督作品の看板が居並ぶ先、作中にて上映中の「夢見る子供たち」をパプリカ(千葉)が粉川に勧め、入場切符を購入した場面でスタッフロールに切り替わる。 脚注 [ ] 注釈 [ ].

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パプリカのレビュー・感想・評価

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2018年10月、VRゲームの中の断頭台(ギロチン)で斬首された人の身体に異変が起きたというニュースが話題になりました。 VR上での体験は紛れもなく仮想のものですが、その仮想体験が現実の身体や心に及ぼす影響について考える上で、とても興味深い事例です。 この斬首体験の例では、本当に死に近い感覚を覚えたようですから、虚構はすでに現実と同じくらいの強度を持っていると考えてもいいのかもしれません。 現代において、現実と虚構はハッキリと区分できるようなものではなく、等価のものとして混在している。 そんな世界を先取りして描いていたのが監督です。 今敏監督の作品には一貫して「現実を生きることは、虚構を生きることに他ならない」というテーマが込められています。 遺作となった映画『』はそのテーマをわかりやすい形で示した作品です。 本作で描かれるのは、人が眠っている間に見る「夢」です。 夢とは何かについての鋭い洞察が満載で、現実と虚構が等価であることを描き続けた今敏監督だからこそ実現した、多くの示唆に富む作品と言えるでしょう。 映画『パプリカ』あらすじ 精神医療総合研究所に勤める主人公の千葉敦子は、「DCミニ」という他人の夢を共有できるデバイスを使って患者の治療を行うサイコ・セラピスト。 彼女は夢の世界では別人格の「パプリカ」を名乗り、神経症などに悩む人の夢に入り込んで、その原因を解決している。 ある日、研究所からDCミニが盗まれたことをきっかけに、おかしな言動をする者が現れたり、現実世界が奇妙なイメージに侵食される現象が発生。 敦子(=パプリカ)は粉川警部の強力を得て、夢と現実が入り乱れた世界の中で、DCミニを盗んだ犯人を追いかける。 原作は「時をかける少女」などで知られる作家・筒井康隆による同名のSF小説。 夢は個人の願望や欲望の表出である[フロイト] 夢といえば、2人の世界的精神科医がいます。 ひとりは『夢判断』を書いた フロイトです。 夢については、古代からさまざまな言及がなされてきましたが、フロイトは夢を体系的な学問として解き明かそうと試みました。 フロイトは著書『夢判断』で、「夢とは個人の記憶から生まれ、無意識に選択される、願望や欲望の表出である」としました。 それまでの夢や意識に関する定説に異を唱え、人間の心には無意識の領域があり、そこにこそ人間の本質があるとフロイトは発表したのです。 夢には人類共通のイメージが眠っている[ユング] そして、もう一人の重要な存在が ユングです。 彼はフロイトの『夢判断』における無意識のあり方について反論をしました。 フロイトが「無意識とは個人の記憶や体験を源泉にした、あくまで個人的なものである」と述べたのに対し、ユングは「人が無意識状態で見る夢には、個人の記憶・体験に拠らないイメージも存在している。 無意識は個人の記憶だけで作られるものではない」と主張したのです。 ユングは夢の中には古代神話などにも登場するイメージ(元型)が現れることを発見しました。 ユングは「無意識には、個人の記憶ではない人類共通の普遍的なイメージが眠っており、それは人類が脈々と受け継いできたものだ」と考えたのです。 これを「集合的無意識」と言います。 例えるなら、ふっくらした丸みを帯びたものに母性を感じたり、光輝く太陽に神的なイメージを得る感覚といえば、わかりやすいでしょうか。 それに対して、フロイトの個人の記憶からなる無意識は「個人的無意識」と呼ばれます。 映画『パプリカ』は、この フロイトとユングの夢に関する議論に根づいた作品です。 いくつかのアイデアやイメージを、2人の提唱した夢の解釈から作り上げています。 サーカスシーンは集合的無意識の具現化 本作は夢の中のサーカスのシーンから幕を開けます。 その理由について、今敏監督は作品の公式ブログで、フロイトやユングの理論をふまえてユニークな夢解釈を展開したD・フォンタナの著書『夢の世界』を引用し、以下のように説明しています。 「夢の世界とは劇場のようなものである。 というか、この本を読んでいて思いついたシーンだったかもしれません(笑) さらに引用を続けますと、 「劇場やサーカスが(夢の)舞台として用いられた場合、その夢は「大きな夢」を思わせるような独特の鮮明さと活気で満ちあふれる」 とありまして、ここに言われる「大きな夢」とは「集合的無意識から発生する夢」のことで、 「ユングの言う「人類の巨大な歴史的宝庫」、すなわち神話的世界の入口」(同/P30) である、と。 『パプリカ』の映画化にあたってこんな文章に出会えば、当然採用したくなるのが人情というものでしょう。

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