マタニティ ブルーズ。 プレグナンシーブルー・マタニティブルーと産前・産後うつの違い

マタニティ・ブルーズの自己問診表

マタニティ ブルーズ

看護師・助産師の免許取得後、大学病院、市民病院、個人病院等に勤務。 様々な診療科を経験し、看護師教育や思春期教育にも関わっていました。 助産師の仕事が大好きで、25年以上この仕事をしています。 青年海外協力... 妊娠するとマタニティブルーに悩まされる…という話をよく聞きますよね。 マタニティブルーになると、不安な気持ちになったり涙もろくなったりすることが多いといわれていますが、具体的にどのような症状が出るのでしょうか。 今回は、マタニティブルーとはそもそも何なのか、症状や原因、対策などもあわせてご紹介します。 マタニティブルーとは?症状は? マタニティブルーとは医学用語ではありませんが、一般的に、妊娠中にあらわれる感情の変化のことを指して使われます。 妊娠初期と後期に経験した先輩ママが多いようです。 マタニティブルーには以下のような症状がみられます。 関連記事 マタニティブルーは妊娠中だけ?産後には治るの? マタニティブルーとよく混同されがちなものに、産後の情緒不安定な状態があります。 ただし、症状が長引く場合は産後うつという病気の可能性もあるので、もし出産後におかしいと感じたら自治体の助産師や保健師、かかりつけ医などに相談するようにしましょう。 関連記事 マタニティブルーの対策は? マタニティブルーは急激なホルモンバランスの崩れが原因であることが多いので、完全に解消することは難しいものですが、軽減する方法はたくさんあります。 何でも話せる人を探す 妊娠・出産は女性が担うため、男性である夫にはなかなか気持ちが分からないものです。 同じ女性で何でも話せる人が周りにいると安心ですね。 出産経験者や、同じ時期に出産するママと話すのもおすすめです。 ストレスになることは極力避ける ストレスがあると、マタニティブルーの症状が悪化してしまいます。 ストレスを感じてしまうことはできる限り避けるようにしましょう。 妊娠中の家事は手抜きする 妊娠中のママの体は、妊娠前に比べ、大きく変化していきます。 特に、妊娠初期にはつわりもあり、家事ができなくなってしまう人もいるでしょう。 そのような場合は、家事はできるだけ他の人にしてもらい、ママはお腹の赤ちゃんと自分の体を優先して、無理をしないようにしましょう。 どうしても他の人に頼めない場合は、「つわり中くらいは」と割り切って手抜きしてしまってもいいでしょう。 関連記事 趣味を楽しむ 妊娠前からの趣味がある人は、それに時間を使うことで、いい気分転換になります。 映画やクラシック鑑賞などは胎教にもおすすめ。 ただし、激しい運動など、母体に影響が出そうなものは避けましょう。 パパと共通で楽しめる趣味だと、話題が赤ちゃんのこと以外になるためリフレッシュできるかもしれません。 自分の時間を作る 妊娠前よりも自由に行動できなくなるため、ママもストレスが溜まりがち。 また、妊娠中はホルモンバランスが崩れ、パパの言動にイライラしてしまうこともあります。 週末をパパと過ごすのもいいですが、一緒にいるとイライラしてしまうという場合は、美容室に行ったり、カフェに行ったりと、1人の時間を作ってみましょう。 友達とランチに出かけるのもいいですね。

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マタニティブルー

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日本赤十字社助産師学校卒業後、大学病院総合周産期母子医療センターにて9年勤務。 現在は神奈川県横浜市の助産院マタニティハウスSATOにて勤務しております。 妊娠から出産、産後までトータルサポートのできる助... 出産が終わってから涙もろくなったり、ぼーっとしてしまったりする。 そんな症状があったら、マタニティブルーズかもしれません。 あまり聞きなれない言葉ですが、実は出産を終えたばかりのママによく見られるものなんです。 そこで今回は、マタニティブルーズとは何か、どのような原因で起こるのか、また、産後うつ病との違いや対処法などをご紹介します。 出産を終えたママのうち、約30%が発症するとされており、最も特徴的な症状として、涙もろさが見られます。 これらの症状は、一般的には2週間ほどで元どおりになることが多く、特別な治療を行わないケースがほとんどです。 しかし、2週間経っても治らない場合には、他の精神疾患の可能性があるため、通院が必要になる場合があります。 マタニティブルーズの原因は? マタニティブルーズは、妊娠合併症や赤ちゃんの異常、長期間の入院など、妊娠中や出産後の緊張・不安や、睡眠不足、体調不良、疲労などが重なることで発症します。 関連記事 マタニティブルーズと産後うつは違う? マタニティブルーズが一過性の生理的な変化であるのに対し、産後うつ病は産褥精神障害と呼ばれる病気の一種です。 産後うつ病の原因は、女性ホルモンの変化でストレスへの抵抗力が落ちた脳が、産後の疲れやストレスにさらされることで起こると考えられています。 マタニティブルーズが治療をしなくても短期間で治るのに対し、産後うつ病は治療を行わないと重症化したり、治っても再発を繰り返したりすることがあります。 その結果、虐待や育児放棄など、自分だけでなく、子供にも悪影響を及ぼすことがあります。 そのため、産後うつ病の症状が見られる場合には、できるだけ早く治療を始めることが推奨されています。 関連記事 マタニティブルーズになったらどうする? マタニティブルーズ自体はあくまで一過性で、薬などで治療をしなくても回復します。 マタニティブルーズになったら、下記のようなポイントを意識して、産後うつ病を予防しましょう。 家事や育児を家族に任せる 出産を頑張ったママの体はくたくた。 ホルモンバランスも崩れてストレスに弱い状態です。 そんなときは、パパや他の家族に日々の家事や育児を手分けしてもらいましょう。 パパが休みの日は育児をまかせ、ママは睡眠時間を確保するのも、産後うつ病の予防にとても有効です。 ここで重要なのは、家事を分担しているからといって自分を責めないこと。 つらいときには助け合うのが家族です。 第一に優先するべきはママの体調を戻すことなので、精神的にも、肉体的にも負担を減らしていけるといいですね。 完璧を求めない 赤ちゃんが生まれたうえに、ママの体は出産で大きな負担を感じています。 これまでと同じように家事に時間を割けなくなるのは当然です。 出産前のようにできなくても、自分を責める必要はありませんよ。 また、育児においても完璧を求めてはいけません。 赤ちゃんは一人一人に個性がありますし、同じ日に生まれた子でも成長の度合いは異なります。 他の子と比べて不安を抱く必要はありませんよ。 赤ちゃんのお世話が思い通りに行かなくても大丈夫。 慣れない間は、うまくいかないのが当然です。 家族や周りのサポートを受けながら、ママは自分の体の回復を一番に考えてくださいね。 関連記事 マタニティブルーズは心配しすぎないで マタニティブルーズは一過性の生理現象のため、マタニティブルーズの症状が現れても深刻に考える必要はありません。 マタニティブルーズで、気をつけたほうがいいのは、産後うつ病への移行です。 産後うつ病を発症しないために、育児や家事などの協力体制を家族にお願いし、甘えられるところは大いに甘えることをおすすめします。 また、もし2週間以上経っても、マタニティブルーズの症状が出ていたら、なるべく早めに病院を受診しましょう。 その際、もし産後うつ病と診断されたとしても、治療を行えば治るものなので、悲観する必要はありません。 引き続き周りの人にサポートしてもらいながら、じっくりと治療を行うことが大切ですよ。

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プレグナンシーブルー・マタニティブルーと産前・産後うつの違い

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iStock. 実は、「産後のマタニティブルーズ」とは別のものだと知っていましたか? ここでは、誰でもなる可能性が高い「産後うつ」と「産後のマタニティブルーズ」の違いについて、助産師の櫛引さやか先生に伺いました。 セルフチェックができるリストも活用してくださいね。 一時的に不安定になるのが、マタニティブルーズ 「産後すぐに気分が落ち込んだり、イライラしたり、涙もろくなったりするのがマタニティブルーズ。 産後の過激なホルモンの変化などが原因で起こります。 症状が継続する産後うつとは別のもので、マタニティブルーズの場合、軽度なら1~2日、長くても2週間程度で治まります。 心配しすぎないで大丈夫ですが、つらいときは、助産師さんやパパ、家族に話を聞いてもらうなどするといいでしょう」 産後の「マタニティブルーズ」おもな原因は3つ 1.慣れない赤ちゃんのお世話が負担に 2.睡眠不足などによる生活リズムの乱れ 3.出産直後のホルモンの急激な変化 日常生活に支障をきたすほどなら、産後うつかも 「マタニティブルーズの症状が2週間以上長引き、不眠や食欲不振を伴うなど、育児に支障が出るようだったら、産後うつの可能性が。 ボーッとしたり、物事に対する意欲がなくなるなどから始まり、重症化すると自殺願望が生じることがあります。 誰もが発症する可能性がありますが、早期に対処すれば軽く済みます。 不安感や気分の落ち込みがなかなか治らないときは、出産した産院を早めに受診しましょう。 自治体に相談窓口が設置されていることも多いため、確認しておくのもおすすめです。 産後はこの2つを時々チェック! 重症化を防ぐためにも、産後は定期的に以下の項目をチェックして。 妊婦さん自身が知識を持って、注意をしてもらいたいのはもちろんですが、これは家族のサポートも欠かせない問題。 マタニティブルーズとは別に、「産後うつ」という心の病気があることを、妊娠中から家族も知っておいてほしいものです。 この記事をパパに読んでもらうだけでも小さな一歩かもしれません。

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